アルコール依存症者も家族も:僕が疑問に思うこと

重度アルコール依存症の kiyopi です。

アルコール依存症者や家族に対して、僕には常々 疑問に思うことがあります。

アルコール依存症者は何で断酒出来るようになる方法を求めるのか?
自分の苦しみを正当化しようとするのか?
それが満たされないために病気の仕業とする。
酒のせいにする。
売っているからだとする。
販売禁止しない法律のせいにする。
酒の毒性・危険性を訴えたり、醸造会社の金儲けに利用されてると陰謀を語る。
本当にしたいのは何でしょうか?
怒りや苦しみ、生き辛さやつまらなさから抜け出したいんじゃないのかな?

ご家族様は何で依存症者が悪である正当性を求めるのか?
何でそういった情報を求めるのか?
怒りや憎しみを抱えてしまうのは当然です。
苦しみや辛さを抱えてしまうのも当然です。
ですが、そんな事をしていたら自己正当化と依存症者の悪正当化の意識が強まってしまい、余計に感情が強まってしまわないのかな?
本当は、そんな感情の理解者が欲しいだけじゃないのかな?
自分が抱えている怒りや憎しみ、苦しみや辛さから解放されたいんじゃないのかな?

僕には、本当に望んでいる事とやっている事・求めている情報がちぐはぐに見えてなりません。
自己正当化して、単なる承認欲求を満たそうとする行為に見えてなりません。
余計に苦しく、分からなくなってしまっていってるように見えてなりません。

もし、今の医療の方針である『アルコール依存症の回復はまず断酒!とにかく断酒!』から、別の方針に変わったらどうなるのでしょうか?
減酒に変わったら?
断酒・減酒は必要ないと変わったら?
メンタルケアに変わったら?
法律が変わって、飲酒が犯罪になって捕まったら?・・・etc
依存症者はどうするだろう?
家族はどうするだろう?
何を考え、何を思うだろう?
その時の正しいとされることに振り回されるだけじゃないのかな?

現在 依存症者の回復が極端に難しいのは何でだろう?
何が問題なんだろう?
何か違うからじゃないのかな?
問題としている事が違うんじゃないのかな?

僕がおかしいだけなのかもしれません。
でも、誰でも依存症から回復できる方法も、家族が怒りや憎しみ、苦しみや辛さから解放される方法もあるはずだと思っています。

僕が普段から発信している内容もその方法の一つだと思っています。
ただし、ほんの一部でしかないと思っています。

自分はこれで回復した・克服したといった方法がもっと出てきてくれたらいいな、と思います。
求めるだけじゃなく、自分でも考えてくれる人が増えてくれたらいいな、と思います。


今回は以上です。
参考にして頂けたら幸いです。

あなたが回復に向かえますように

ご家族様の傷や苦しみが癒えていきますように

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