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音博

音博に長男を誘った。京都は、私にとって少々しょっぱい場所だった。やり直しさせたかった京都旅行。
周りたい名所四方八方巡る、欲張りな旅のしおりを手作りした。息子に笑われながら自分でも、そんなに楽しみなんだって気付き苦笑い。

初めての野外ライブは想像つかなくて、ググりまくって準備完了。雨だったらどうしようと、毎日京都の天気を調べヤキモキ。気持ちアゲアゲでのぞみに乗り込めば、あっと言う間に京都。とにかく最高のお天気!
レジャーシート敷いて駅弁を食べていたら、なんだか運動会みたい。周りの人達も思い思いにフードコートのグルメを広げて乾杯してる。
のんびりと始まった音博。想像していた以上に音が良く聞こえて、気持ちいい。音符が空に浮いていく感じ。

いよいよ、くるりの登場。
待っていたお客さんがみんな立ち上がり、ゆらゆら。 この感じなんだろう。あれだ! 中学生の時テレビで見たサイモン&ガーファンクルのセントラルパークだ。日が暮れていく中、演奏者も観客も心から楽しんでいる一体感。S&Gの後ろでラッパ吹いてたおじさん、もの凄く楽しそうで幸せそうだったっけ。目の前のくるりもサポートのみんなも本当に幸せそう。その空気が観客まで優しく包みこんでいく。夢みたいなひと時。
「来て良かったね〜」何回も、何回も親子で呟きあってた。

#くるり #音博

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