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辻元清美からみなさんへ「最後の訴え」読んでください。

12日間の選挙戦が、終わりました。この間、共に戦ってくれたボランティアのみなさん、市民のみなさん、応援してくださったすべてのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

でも、まだ終わりではありません。明日10月31日が投票日。

もう少しだけみなさんの力をお貸しください。

厳しい選挙

今回の選挙、とても厳しいです。
辻元清美は、大阪の、そして女性の、最後の砦になっています。

いま、自民党からも、維新からも、集中砲火を浴びています。
自民党は安倍元首相や麻生副総理が入れ替わり立ち替わり、維新は吉村知事、松井市長が連日高槻に応援に入り、特に吉村知事は昨日、半日も高槻に滞在して、「辻元落とせ」と言っています。こんなことは普通ありません。

わきまえずに立ち向かってくる私、辻元清美を黙らせたいのかもしれません。
女だからめざわりなのかもしれません。とにかく尋常じゃない集中砲火を受けています。

でも、私はだまらない。だまるわけにはいかないんです。

年金減ってしんどい、賃金上がれへん、選挙期間中にたくさん声をかけていただきました。今日も、介護保険料が払えなくてしんどい、なんとかしてほしい、駆け寄って来られた方もおられました。

そんな想いを、みなさんの想いを背に、だまるわけにはいかないじゃないですか。

辻元はそんな想いで、国会でものを言ってきました。

相手が総理大臣でもそれは同じです。
でも、私が声をあげ続けられるのは、高槻・島本のみなさんの想いが、生の声があるからなんです。

25年間、おかしなことに立ち向かい続けてこられたのは、地元、高槻島本のみなさんが「辻元もっといけ、がんばれ」と後ろから支えてくれてきたからです。

だから私は「総理、総理!」と立ち向かっていけるんです。
どうか、私をもう一度、高槻島本の皆さんの手で、国会に送り返してほしいんです。

25年間の実績

本当はこの選挙戦で、もっと政策論争をしたかったです。
一つ一つの政策を訴えて、議論して、高槻島本のみなさんにご判断いただきたかったんです。

しかし、維新からは個人攻撃が続きました。人格攻撃もありました。

そんな中、29日に来た吉村知事は、高槻に半日も滞在して、何度も何度も同じことを言っていたそうです。辻元清美が25年間、大阪のためにいったい何をしてきたのかと。

私は、どうしても吉村知事に伝えたいことがあります。

私は政治活動をはじめて25年間、誰よりも大阪のために、そして日本中の一人ひとりのために仕事をしてきました。

国会議員になって1年目に「NPO法」を作りました。いまでは全国5万以上、大阪でも約1800の団体が作られています。さまざまな分野の経済を回し、非営利ならではのサービスを提供されています。街のインフラの一つになっているのではないかと思います。

私は「被災者生活再建支援法」をつくり、家が潰されたり、流されてしまった際に、現金給付ができるようにしました。高槻が震源地となった大阪北部地震時には、この法律で現金給付がされたと聞いています。

「サービス付き高齢者向け住宅」の制度を創ることにも関わりました。私は独身で子どももいません。将来この制度のお世話になるかもしれないと思っている一人です。地元の高槻にも広まり、今も高齢者のみなさんの暮らしを支えています。

大阪府でも、こうした私の25年の仕事、法律を使ってみなさんの暮らしを支えてくれているはずです。むしろ吉村知事には批判ではなく、具体的に法律をこう変えたら良いのではないかと建設的な提案をして欲しかったです。

女性の一議席を守りたい

報道によると、大阪の小選挙区は、そのほとんどで維新が勝つだろうと言われています。その中で唯一、大阪10区だけが互角だと言われています。

つまり、高槻島本が、辻元清美が最後の砦なんです。

そして、維新の候補者に女性は一人もいません。
私は、大阪の小選挙区の女性議員、その「最後の砦」でもあると思っています。

衆議院の女性はたった1割です。圧倒的な男社会で、25年間、女性の国会議員をつとめました。本音を言うと、やっぱりめっちゃしんどいんです。それでも高槻島本のみなさんが国会に送り続けてきてくれたから、なんとかふんばって、負けへんでと、声を張り上げてきました。

辻元清美はうるさいと思てはる人もいるかもしれません。でも、これくらい言わないと、圧倒的に少ない女性の声は届かないんです。国会でも、男女同数の議会、男女同数の閣僚を揃えた内閣を実現したい。そうすれば日本は変わると思っています。

だからこそ、せめてこの大阪10区、高槻島本では、女性の一議席を守りたいんです。

これまで私を導いてくれたたくさんの先輩方、
この後に続く若い女性たちのためにも、私は負けるわけにはいかないんです。

大阪の最後の砦、女性たちの最後の砦となるために、最後の最後まであきらめません、わきまえません。そう思っています。

未来への扉を開くために。未来の大阪、未来の高槻島本、未来の女性たちの扉を開くために、どうか、辻元清美を再び国会へ送り返してください。

よろしくお願いいたします。

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