しごと これから
バイトをする生活を手放すこと
それは私にとって夢でもあった
それをやってみた
おとといの出勤で一区切りとし、
これからはほぼバイトのない生活になる
そうしたかったからそちらに向かおうとした
いつも怖くて最後の踏ん切りがつかなくて、
思い切れない自分がいやだった
けど、
昨年末に最後の刺客がやってきた
その存在が、最後の踏ん切りをつけさせてくれた
やっと手放せる、そう思って
自由を得た気がして
頭の上の曇ったモヤモヤがさーっと晴れていった
歩いているだけで幸せ、そう思った
でもその晴れ間は長続きはせず、
次にやってきたのは不安だった
大きな大きな不安、恐怖、
社会と繋がれなくなる、
今までの習慣化していたものを手放すことは
思った以上に抵抗があった
引き戻される
「今のままのほうが安心だよ、楽だよ」って声が、
私の本当の声をかき消した
もうよくわからない
そんな状態がしばらく続いた
けど区切りの日はやってくる
定まらない心のまま、
でも、日が近づくにつれ、
もうなるようになるしかない、
受け入れるしかない、
そう思ったら、
少しずつ心が座った
そして今、
フリー2日目、
これはでっかい大海原に出てしまったな
という感覚がある
行き先はわからない
うまい漕ぎ方もわからない
なんとか漕ぐしかない
でも不思議とそこまで怖くはない
周りの空気が1ランク軽くなって
解像度が上がったような感覚
わたしはこれからどこへ向かっていくのだろう
絵を描くこと
人に会うこと
美味しいものを食べること
心も身体も健やかに
シンプルに
やりたいことをやっていく
清々しく
風通しよく
どこまで行けるかな