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Apple Music の話

Apple Musicが楽しすぎる!!

音楽のサブスクサービスで、月額払いで聴き放題というもの。他にSpotifyってサービスもあるけど、そっちは無料会員もある模様。けど内容はほぼ同じみたい。世に出ているたいていの曲は聴くことができます。昔の曲も今の曲も。クラシックも、EDMも聴ける。民謡も聴ける。たぶん。でも、ビーイング系のアーティストは聴けなかった、ZARDとか。聴けない作家もいる。仕方がない。しかし、洋楽は強いんじゃないだろうか?たぶん。

何が楽しいって、まだ自分の知らない音楽と出会うこと。しかも、自分で一から探さなくとも、勝手にオススメしてくれるから、簡単に出会えてしまう。関連アーティスト一覧から飛べたり、影響を受けたアーティストのプレイリストが作られていたり、反対に影響を与えたアーティストのリストもあったりする。僕だけのプレイリストも週替わりで提案してくる。そういう所からリンクするうちに、時代を遡っていったり、ジャンルを飛び越えたりできる。国境も簡単にジャンプできる。縦横無尽に、際限なく、自分のお好みで。リッチなサービスだぜ!!!!

ほんまにいい時代になったもんやわ。

昔は、ツタヤでCD借りたり、MD作ったりしてたのに。どんだけ狭い世界にいたんだよっていう。洋楽一つ聴くのでさえ、CDのジャケット見て、これは面白そうだな、とか、手書きのポップを参考にしたりして、慎重に選ぶしかできなかったのに。多様性なんか無くって、学校の奴らみんな同じものを聴いてたんじゃないか?ORANGE RANGEとか、バンプとか。いとこの兄ちゃんからニルヴァーナやブラーのCDをもらったっけ。レディオヘッドも入ってたかな。でも、ほとんど聴かなかったっけ。そのうちYouTubeって便利なものが出てきて、ネットで音楽を共有することができるようになって、スターもたくさん出てきて、友達や知らない誰かと一緒に興奮したり、自分のお気に入りをオススメし合った。そしてそんなことがもう当たり前になって、音楽は音楽としてだけの楽しみでは無くなり、CDが売れなくなっちゃって、そんな状況が久しくなって。音楽がオワコンになったんか?オリコンはオワコンか?そんなの当然、じゃあどこにキラーチューンはある?もうどこにもないんだろうか?いや、どこにでもあるのだろう。だからこそ、自分だけの音楽が見つけられなくて、諦めて、懐かしいものばかりに浸ってしまう。

・・・・と、いう具合に、音楽への興味が遠のいていたのだけれど、サブスク解禁によって、再び楽しめるようになってきた。元々、絵画教室で何かBGMをかけるために始めたApple Music。最初はモーツァルトしかかけてなかったけど、使い出したらもう止まらない。特に良いポイントが、解説してくれているところ。このアーティストはどういうジャンルでどういう個性があるのか、要するに、どこがウケているのか、短いながらもちゃんと要点書いてくれているのです。アルバムも、解説があったりする。これが良くって、なるほど、じゃあ聴いてやろうか、という気分になる。で、聴いてみて、たとえばそれが好みでなくても、一旦自分で考えてみることにしている。わからなかったら、他のアーティストとのつながりを探してみる。関連アーティストをどんどん調べる。そうすると、良く思えてきたりする。逆の場合もあるけど。自分で地図を描いていけるのです。そんな風に音楽を楽しむことが、サブスクだと非常に容易にできる。ストレスフリーな状態で、創造的に聴くことができる。

もっと夢に描くことは、例えばAIが自動的に古今東西あらゆる音楽を分類して、並列してくれるといい。思わぬところでジャンルを飛び越えて繋がるかもしれないし、それがまた新しいものを生むかもしれない。さらに言えば、良い曲をまったく勝手に作ってくれてもいい。それは行き過ぎか、、アーティストの仕事を超えているかもしれない。

絵画もそういう楽しみ方ができればいいのに。と思ったり思わなかったり。
ちょっと音楽が羨ましい。
そんな思考する前に、いい絵描けよ、普通に。って話だけど………

ちなみに、今聴いてるのは、

The Knife
ANOHNI
The Internet
Fishmans
トリプルファイヤー

です。
全部いいです。聴いてみてください。

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