鴨川でスケッチ会 & 今後の予定

日曜日はみずいろ絵画教室の特別授業「鴨川で絵を描こう」でした!

暑い中皆さんありがとうございました。場所は鴨川デルタ。そこらじゅうで子どもたちが水遊びしていました。空にはトンビが飛んでいて、つがいのカモが川を泳いでいます。日差しから避難した橋の下は意外に涼しくて、風が吹き込んでいました。

さて風景のスケッチですが、やり方はまず小さな紙に目に止まったもの・人を描きました。何枚か溜まったら、それを元に絵にしていきます。目の前の風景はあまりに広くて複雑です。描きたいポイントを絞って絵にしていくことで、時間短縮し、スケッチに見どころを作ります。しかしながら、やはり屋外でのスケッチの醍醐味は外の空気を味わいながら描くことでしょう。

地面の石ころ、靴あと、草、おにぎりに寄ってくる鳩、木の幹を登っていくアリ、虫取り網を持った子ども、揺れる水面、空を飛ぶヘリコプター、雲、、思いもよらないモチーフがたくさんあります。だから最初の小さい紙への素描が楽しい。あとから「風景画」にしていくのは、室内でも出来なくもない。。とにかく、外で描くのは気持ちがよく、面白かったです。多少人の目はあるものの。。絵画教室ならではの体験を僕自身もさせてもらいました。次回は、もう少し涼しくなってからやりたいですね。「動いているものを描く」それこそスケッチというもの。動物園なんかへ行くのも大変良いと思います。

みずいろ絵画教室ですが、今月も残すところあと一回です。つまり、無料お試し期間は明日の授業でおしまいです。

明日7/26の今月最後の授業は「思い出の風景を描く」と題されていますが、内容はそのままにちょっと描き方を変えて、「油彩転写」技法で絵を描きます。カーボン紙による転写と似た単純な方法です。パウル・クレーが愛していたやり方でもあります。

そして、いよいよ8月から教室は本格スタートします。今までのお試し期間では基本的に「見て描く」ことをやりましたが、今後はより専門的に、よりじっくり、絵について色んな角度から深めていきます。8月のテーマは「絵の具のいろいろ」。絵の具の種類や特性を学んで、画材ともっと親しくなってもらいます。絵の具を一から作ってもらう体験も考え中です。その後、絵を描いてもらいます。これをやると絵を描くのが怖くなくなりますよ。ニヤリ。(一回目、二回目続きで予定。)

特別授業も考え中。。絵画の夏にしましょう!

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