油絵?上等だ

書くこといっぱいあるのに、すぐに月日は流れます。忘れてしまいそうで嫌だな。かなり嫌だ!すぐに書くのを心がけたい。

最近の関心は、里山のこと。これは徐々に情報解禁されていくと思います。おたのしみに。そして、里山きっかけにしてやろうかなと思っているのが、油絵。さいきん油絵に興味が湧いてきてます。というのも、オーシャンやって、大分絵を描くのが楽になってきたんです。絵というか、四角いキャンバスに描くことが。例えば、全部埋めなくてもいいじゃん。みたいに、思えるようになってきた。床で描いてもいいし、イーゼルに立てて描いてもいい、多分今やると気分そんなに変わらないな。昔は、ペインティングにビビってた。特に油絵は、体力を使うので。実際に絵の具を左官しないといけないから、根気はいる。つまり、埋めなきゃならない。それはコンクールにポスターを出すような感覚で、優等生的な描き方、僕はそこから逃げ出すことばかり考えてきたから、油絵はずっと放置してた。しかし、なんか、油絵を描けという要請が何処かから飛んできている、そんな気が、最近すごくするのだ!横山裕一さんに油絵描いて!!ということは何度か言われたけれど。それもあるけど、違う。僕の気持ちが今油絵に向き始めている。先日の、パープルームの林間学校の影響も少しあるかも?いや、そうではなく、色んな複合的な問題をクリアにできるような気がして、とにかく、次は油絵。里山で?それはわからないけれど。。。。

ずっと、油絵セットを探してた。さっき、やっと見つけた。中学生のとき、美術部の島崎先生から頂いた油絵セット、木箱。いや、買ったのだったかな?一ヶ月くらい探してたけど、一番近いところの画材を入れてるダンボールに入ってた。馴染みすぎて、気付かなかったのだ。

開けると、木製のパレットには絵の具がそのまま残っていた。固まって、開かない。高校生の時に使ってそのままの状態。懐かしい。けど、これはダメだ。こんな手入れをしていたのでは、、絵の具がもったいない。先生に怒られる。パレットも新しいの買わなければ。これはそのままで置いておいて。

先日、西太志さんの絵を大阪で見てきました。西さんの絵が少し変化していて、これまでの黒いドローイングの画面に油絵の具が徐々に引っ付き始めていた。

西さんの作品

西さんの絵はドローイングがそのまま絵画になっている、僕にとっては貴重な作品。洞窟とか、林の中、暗がりの中を歩いていく少年の物語。焼き物?造形物も制作されていて、それは絵画と一緒に展示される。絵は生キャンの素材感の上に木炭の黒い線。造形物の方は、衣類に粘土を染み込ませて焼き上げている。この辺の感覚、ペインティングや立体をドローイングの世界の産物として繋げるやり方は、僕らの世代のやり方に思える。今回はそのシンプルな作品世界に、油絵の具が入り始めていた。油絵の具が何か土のようにも見えた。

そのとき僕も油絵の具を触り始めていた。絵の具のことで気になっていることをお聞きしたら色々と答えて頂いて参考になりました。僕はゴッホみたいな絵が描きたい。そんなこと言うとちょっと恥ずかしいな。でも久しぶりに触った油絵の具は思いの外やわらかくて、あの絵肌には近づかなかったのです。油絵の具は粘土みたいなものなんだな。土。土壌づくりから始めなければいけない。のかも?いや、今はある絵の具でとにかく描こうかな。キャンバスに。何を?何でも。山の景色でもいいじゃないか!水田寛さんは自転車や、お城を描いていた。髭剃りの絵とか。身近な風景。そこから始めてもいい。(東京での展示、拝見したかったな。)

いま、小学校で校門に飾る詩の掲示物を制作していて、10月の詩をつくってる。ちょうど、油絵で何かものが描きたかったから、木の実の詩を選んで、木の実をいっぱい描いた。あまり上手くは描けなかったけれど、木の実の輝きと、油絵の具の光が、共鳴して楽しかった。それに、油絵はうまく使えば物凄く早く描ける画材かもしれない。直感的に使ってあげたい。詩の掲示物はユビフルのメルマガ、ただいまでご紹介させて頂きました。まだ学校には貼り出してませんが、来週中には掲示しますので、学校の前を通られたら見てみてください。京都駅近くの下京渉成小学校です。

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