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地図帳旅行 日本の対蹠点編

対蹠点(たいせきてん、たいしょてん)とは、簡単にいうと「地球の裏側」という意味。
つまり、足元の地面を垂直に掘り進めていって、突き抜けた場所が対蹠点というわけだ。

それでは、日本の対蹠点はどこなのか。

南米?ブラジル?

某芸人のギャグに「ブラジルの人、聞こえますか〜?」というのがあるが、実は厳密にいうと日本の対蹠点はブラジルではない。

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どん。

日本の対蹠点の大部分は大西洋だ。

かろうじて南西諸島の対蹠点がブラジルにかかっているので、「ブラジルの人〜」のギャグは沖縄でしか成立しないのである。


で、対蹠点の話はもう終わりなんだけど、この地図を見て思ったのがチリって長いなってこと。

北端は沖縄よりも緯度が低く、南端は北海道よりも緯度が高い。

ということは、一国の中に常夏のエリアと常冬のエリアがある可能性がある。
なんなら、北部は世界で1番乾燥していると言われるアタカマ砂漠が広がっているうえに、アンデス山脈も通っているので、気候の多様性たるや日本人の想像を絶するものがある。

なんだかワクワクしてきたぞ。

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