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台東区の福祉系脱力おっさん@浅草

◆撮影後記

久しぶりにおっさんレンタル使ってみるか、と思い立った。思い立ったなんていうと大げさに聞こえるかもしれないけど、「被写体になること」を既定の職務としていない方々に撮影を申し込むのは憚られる部分がある。相手がおっさんだとしても、だ。

年甲斐もなくイキってるチョイ悪おじさん、という方向性も考えてみたけど、そういう人たちのプロフィール見ると「女性からの依頼を期待してんだろうな」ということが如実に伝わり、じんわりと不快な気分になる。

そもそもなんでおっさんがおっさんをレンタルするんや、という話でもある。そんな依頼でもさらりと自然に引き受けてくれそうな人を探して見つけたおっさんが「台東区の福祉系脱力おっさん」だった。

依頼時のメールのやりとりも非常に常識的かつ丁寧で、実際の人柄も非常に柔和な方だった。おっさんレンタル歴も長く、かつて僕が撮影した「へいさん」とも面識があるとのことだった。福祉系を自称するだけあり「相手の話を聞く」力の高さを感じる。撮影にも協力的で、最後の方にはちょっとしたモデルのようなムーブを見せる瞬間もあり微笑ましかった。

台東区の福祉系脱力おっさん様、ありがとうございました!

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