塔ノ岳_初挑戦で絶景⛰️なり
丹沢方面は気になっていたものの、春の終わりにはもうヤマビルが出てきてしまうらしいのと、弘法山周辺以外はアクセス・山のレベル的にも日帰りでちょっと登るにはハードルが高いと感じていて、山歩きを初めてもう7年くらい?になるのに未踏であった。
(北アルプスには行っているのにw)
穂高養生園へ行った時、来年の夏に燕岳へ登りたいという目標ができてしまったので、その準備として標高差1000m以上でもあまり不安がないようにトレーニングしたい、と思った。
奥多摩方面ではその標高差の経験が少しあったが、距離も長めであり、急登の練習としてはいまひとつ(燕岳へは合戦尾根という急登がある)。
そこでステップアップのための最初の目標として、塔ノ岳(大倉尾根)へ登ることを思いついた。
実は11月にツアーで初挑戦する計画があったが、体重・体調面で不安がありキャンセルしていた。ツアーの方がペースがゆっくりなので参加したかったけれど。
いきなり塔ノ岳へというのは難しいので、12月初めに丹沢大山へ初めて登った。
翌日から数日続く体の変化からも、今までの高尾・陣馬はやはり軽めだったんだなと思い知った。塔ノ岳すら遠い、と感じていたのだが、年始には雪でアクセスできなくなるだろうし…この週末の天気予報をみて「途中まででもいいので行ってみよう」「登山口(大倉)までのアクセスも今のうちに見てみたい」と思い、出かけることにした。
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前置きが長くなった。
今回は、階段続きでバカ尾根という悪名もある大倉尾根からのアクセスとした。
急登のためのトレーニングとしては良いかと。
感想としては…ガッチリと整備された大倉尾根より、岩ゴロゴロの大山の方が歩きづらかったと感じた。
登り続きだとひたすら黙々と歩いてしまうので、ついペースが早くなってしまう。
今回は偵察のつもりなので、花立山荘をゴールにしてもいいと思っていたが、
コースタイム通りより小一時間前に到着してしまった。
日当たりの良い山荘前でちょっと長めに休憩&補給しつつ、素晴らしい眺望を目の前にすると…
その先の景色も見てみたくなった。
…私が山へ行きたがるのは、この“欲“があるからだな。
富士山を前にしておにぎりを食べて。。休みすぎると脚が動かなくなりそうだったので、あまりゆっくりせずに下山する。
下山中、予想通り膝に痛みが出始めた。写真撮影のついでにちょっと止まりつつ…鎮痛薬にもお世話になりながら、転倒もせず無事に下山。
コースタイムより1時間以上早く、明るいうちに下山した。
感想…
予想通り歩くだけで精一杯で、景色を存分に堪能することはできなかったものの
予報通りの好天☀️のもと、開放感のある眺望も楽しめた🗻
無事に下山するところまでが山行。
そのために、いろんな装備を用意して、
おやつを食べるタイミングまで計画する。
山頂手前では脚が上がらなくなっていた。
山頂で休憩しながら、筋肉がぴくぴくしているのを感じる。
下りの方が実は危険で、脚がもつれそうになる。
途中から足腰の痛みが出て、下半身の関節がギシギシ言っている感じ。
なんとかやり過ごしながらの下山。
そこまでして、なんで行くのか??
何とかしてそこに行ってみたい、あの景色を見たい、
という欲の塊😆があるから。
それは、自分の中にある“生への欲求“
自然活動を通して、それを体と心で確認しているのかもしれない。