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子宮体がん検診、初体験。あーびっくりした。

久しぶりに、更年期障害に対するホルモン補充療法(HRT)関連ネタを書くことにする。

HRTについて要約されているサイトを引用しておく。

HRTは卵胞ホルモン(エストロゲン)を補充する治療であるが、エストロゲンにより子宮内膜が増殖することで子宮体がんのリスクが上昇する、それを防ぐために黄体ホルモンを併用することが一般的である。
下記に記すが、私が受けている治療も、黄体ホルモン併用療法である。

主治医の方針では、副作用管理として万全を期すため、子宮頸がん、子宮体がん、乳がんの検診は必ず受けることになっており、今回、子宮体がんの検診を始めて受けることになった。
(ちなみに、一般的な子宮がん検診は子宮頸がん検診のことである)
以下、この検診体験記?を書いてみようと思う。

いわゆる“シモの話“が続くので、閲覧注意⚠️

①子宮体がん検診を受けた、そしてその後

16時半ごろ 受付番号を呼ばれる。

👩‍⚕️「頸がんと体がん、一緒に受けられます?一緒だと頸がんは自費になります…別々だと両方とも保険診療で受けられます」

いやいや、今収入が少ないし…もちろん別々でお願いした。受診回数が増えようと、診察台に上がる回数が増えようと(あまり気持ちの良いものではないが)、費用が少ない方がいい。

まずは、エコーで子宮内膜の状態を観察。エコーでは問題なさそう。
(この時、どうも便秘気味であることがエコーでバレた)

続いて、テキパキと体がん検診へ移る。
夕方なのに、先生は元気だな〜。。。

👩‍⚕️「痛いかもしれないけれど、お口で深呼吸を続けていてくださいね」

検体採取(検査に用いる、子宮内膜組織を採ること)自体は、つーんとした痛み?違和感?くらいですぐに終了。

先生👩‍⚕️と看護師さん🧑‍⚕️から、ご気分大丈夫ですか?痛み大丈夫でしたか?と聞いていただいたが、案外大丈夫だった、というのが当初の感想だった。

お会計に10分ほど待って、帰る前に便意を感じてトイレに寄る。

17時15分頃?徒歩で自宅へ到着。
またしても便意ありトイレへ入る。便秘だって言われたしな…でも…などと思っていると、なんだか強くなってくる。
2回目にトイレに入った時、「あ」と思い出す。

陣痛が始まった時の感じに、似ている。

そうなのだ。もう20年以上も前の出産予定日前日の朝、便意があるのに排便がなく、でも妊婦ならではの便秘傾向は確かにあるし、なんだろ…とトイレに行ったり来たりを繰り返しているうちに“おしるし“があって、あら、これ陣痛の始まりだったんだ!とわかる、ということがあった。

子宮体がん検診は、検体採取の時の痛みが強いということはわかっていたが、確かに採取による子宮への刺激も強いから、検査後の子宮収縮の痛みもあるだろう。うん。
(子宮内の感染でも痛みは起こりうるが、検査1時間以内なのでその可能性は低いと思う)

などと思っていたら…その後、便意に似た痛みから下腹部痛へ移行する。
しかも…あれれ、結構痛くなってきたよこれ。

17時30分頃 う〜ん、ちょっときつい、とベッドに横になる。

17時35分頃 なんだか気持ちが悪い。内臓の痛みってそうなんだよな…

陣痛の痛みは基本的には間欠的だが、この痛みは持続的。出産後の子宮収縮の痛み「後陣痛」に似ている。
検査後の痛みは1−2時間くらいで消えてくるみたいなことも書いてあるサイトも見つけたが、痛い+気持ち悪いのに耐えるのは無理だな。。。鎮痛薬を使ってみよう。
ムスメに声をかけ、ロキソニンを持ってきてもらってすぐに内服する。

17時50分頃 痛みは半分になる。ロキソニンはさすが効きかたがシャープだ…
      (ちょっと早いような気もするが)

18時過ぎ  違和感程度にまで軽減した。

その後、何事もなかったかのように?夕食を摂り、早速この記事を書いている。
(これもネタになる、とか思ってしまった私…)
ロキソニンの効果は4時間〜6時間くらいとすると、そのくらいで痛みが再び出なければ、検査後の痛みは終了したと思って良さそう。

検査の痛みはこんなもんか、と油断していた。
冒頭の「あ〜びっくりした」というのが子宮体がん検診の感想、であった。
これ、毎年受けるんかい。悩ましいなあ。でもロキソニン1発でなんとかなるんなら仕方ないか…

②HRTを受けることにした理由、開始2ヶ月の状態

話の順番としてはこれが最初でもいいのかもしれないが、検診のインパクトが大きくそれを書きたかったので、あえてこの順番で書いた。

そもそもHRTを受けようと思った理由、というか、期待している効果は

・睡眠の質の改善 →中途覚醒・早朝覚醒を減らしたい!
・易疲労感の改善 →もっと活動したい!仕事増やしたい!
・関節の痛み(主に手関節)の改善
・メンタルの状態の改善 →漠然とした不安を軽減したい!趣味も楽しみたい!
といった、自覚症状の改善だけでなく、

目に見えない効果、つまり
・LDLコレステロールの正常化 
  →いきなり上昇して境界域にあるのを戻したい
・骨粗鬆症の予防  
  →20代の時に下肢の骨折歴あり。一部骨欠損している。
   山にも行きたいので怪我したくない。
などにも期待している。

2ヶ月くらい?経過したが、、、自覚症状の改善効果は…微妙。
中途覚醒も相変わらずだし(黄体ホルモン使用期間は少し違うかも)、疲労感もある。
まだ9時5時週5日勤務には耐えられそうにない。
関節の痛みも悪化はないが軽減もない。

一方で、メンタルの状態は、休職していた時よりは良いと思う。凹む時も多い、というか、基本的に機嫌がいい時の方が少ないが、急に涙が出るようなことはない。
自律神経症状としてのめまいや、収縮期血圧70台の異常低血圧も見られなくなっている。

👩‍⚕️「すごく元気になる方もいるので、良くなって欲しいんですけど…(あまり楽になってないのは)残念」
とのことだが、私としては見えない効果も期待しているので副作用がなければまだ続けたいという意向をお伝えした。
そこで今回のがん検診に至った、という経緯である。

③HRTの方法:エストロゲン・黄体ホルモン補充療法

私が受けているHRTは、エストロゲンを連日使用し、14日ごとに黄体ホルモンを内服で併用する方法で、周期的併用法、かつ持続法というもの。

黄体ホルモンの内服が終了した2、3日後頃から、月経に似た出血が5−6日ほどある。この時の痛みは私の場合はそれほど強くない。
もともと月経痛はあったが鎮痛薬のお世話になることは毎回ではなく、重いほうではなかった。
なので、今回の子宮体がん検診後の痛みも「月経痛に似てる」ではなく「陣痛に似てる」と表現する方が近かった。

さて。
ロキソニンはまだ効いている時間でもあるが、痛みの再燃は今のところない。
このまま何事もなく明日を迎えられますように…