新幹線の緊急停止ボタンの誘惑

コロナの影響により、飛行機・新幹線の利用が極端に減っていると聞き、ｅ５４８９のアプリを消したきよぼーです。＃消すことないでしょ？＃良い子は真似しないでね。

突然ですが、あなたは新幹線に乗車される時は、切符派？スマホ派？ですか？

私は切符派でしたが、スマホ派に切り替えました。

新大阪から名古屋に行き、用事を済ませて名古屋から新大阪に帰るある日の夕方。スマホ派に切り替えたデビューの日に事件は起こりました。

人生で初めて、やってしまったのです。

のぞみで、東京行きに乗ってしまったのです。

気づいたのは？そう、指定席に誰かが乗っているのを見て、「もう・・・」と思いながらも、結局私が「もう」でした。

のぞみは、元気よく名古屋→新横浜までノンストップの１時間２０分！！

その時私が考えたこと・・・

スマホを見ながら乗ったことを後悔しつつ・・・

①上司に連絡して、直帰で帰ります。（遅くなっても問題ないように）

②上司に乗り間違えましたので、遅くなりますが、帰社します。（正直に言う）

③新幹線の緊急停車ボタンを押して、乗り換える（半分冗談、半分本気）

④新幹線運転士に新幹線ジャックをして、止めておろしてもらう。

⑤その後、ヘリを呼ぶ（つてはない）

⑥素直に新横浜で折り返し車両に乗り込み一刻も早く帰る（ほぼ主導権は新幹線）

昔、ライフカードのｃｍであったように、ババ抜きのようにカードを持ち、目だけキョロキョロと左右を見て、さぁ〜どうする？と焦りながら、車両と車両の廊下？で考え込みました。

出した答え

そうだ、まずは自由席に座ろう→①上司に連絡→⑥で行こうと。スマホで到着時間と乗り換え時間と出発時間を念入りに調べました。

ご存知の方も多いですが、切符確認に車掌さんが見回りにきます。最近は指定席は手元の端末を見て、空いている・空いていないなど座席の状況を見て確認し、いちいち切符は確認しておりません。

案の定、自由席に座っていたら、切符の確認を求められました。

私は正直に「乗り間違えました」と隣の女性の怪訝そうな雰囲気をビシバシと感じながらも申告し、もし金銭を求められるのであれば、観念して払おうと思ってました。しかし、親切にも新横浜に到着時間と乗り換え時間を教えていただき、改札で申告して頂ければokとのこと。

めちゃくちゃ親切な車掌さんでありがたかったです。＃ありがとう！！

その後、あの時の焦りはどこへやら・・・悠々自適に新幹線に乗り、新横浜ではホームで新横浜の駅名の看板を写真を撮り、折り返しの車両に乗り込みました。もちろん自由席です。

もしあの時、ドラマ：クライシス（小栗旬西島さんら出演）の第一話のように、緊急車両停止ボタンを押していたら、一体どうなっていたことやら。

警察でも公安でも何者でもない私が押していれば、今頃全国ニュースで恥さらしをしていた＆多額の損害賠償を負わされていたことでしょう。

※偽計業務妨害：３年以下の懲役・５０万以下の罰金（新幹線の名古屋〜新横浜：料金約１万）

損害賠償・人生詰む：プライスレス

人間はピンチの時こそ冷静にならねばならないと思いました。

言うまでもなく、乗り換えの新幹線以降、乗り口を間違えないように、車掌さんの指差し確認レベルになりました。＃半分嘘です。

まとめ

・新幹線の乗り間違いは、意外と多いはず。（手慣れた車掌さんの判断力から）

・緊急停止ボタンを押したいと衝動に駆られた人は、私以外にも実はいるはず。（ボタンが手垢で汚れていた）

・新幹線、好きです。特に２列の車両最後尾の席