特集紹介 : アクリルカードケースデコ
皆さん、こんにちは。編集のKです。しばらく更新が途絶えてしまい、申し訳ありません。上半期は社長と共に新商品のデザインと開発に没頭し、本職のタスクとは関係ないことに多くの時間を費やしてしまいました。気づけばもう夏になってしまいました。( TДT)
5月以降、多くのカードケースをリリースしました。それに伴い、「痛ロゼットの本業はいつ更新されるの?」といったメッセージをたくさんの友達から頂きました。ご心配をおかけした皆様に、心からお詫び申し上げます。
夏の暑い日には、痛ロゼットを持ち歩くと熱くて重く、汚れやすいとの悩みがあるため、夏季には持ち運びやすいカードケースを主力商品として提供することにしました。もちろん、痛ロゼットの大規模な更新も計画通り9月から順次開始する予定ですので、どうぞご期待ください。
【目次】
①アクリルカードケースの仕組み
②各種デコレーションの欠点
③アクリルカードケースデコ開発のきっかけ
④UVレジン液デコの利点と改良点
アクリルカードケースの仕組み
アクリルカードケースデコは、その魅力と便利さから、特に若い女性たちの間で大人気です。実は、カードケースは20世紀初頭に登場し、当初は名刺やクレジットカードの保護用として使われていました。しかし、近年ではデコレーション文化の一環として、個性を表現する重要なアイテムとなっています。私たちのアクリルカードケースデコもその流れを汲んでおり、デザイン性と実用性を兼ね備えています。
最近6月から新発売の4種類のアクリルカードケースデコは、UVレジン液で装飾品を固定しています。これは、非常に人気のあるデコレーション方法であり、エポキシ樹脂デコ、グリッタークリームデコ、シールデコなど、さまざまなスタイルがあります。
各種デコレーションの欠点
それぞれのデコレーション方法には魅力がありますが、いくつかの欠点も存在します。例えば、グリッタークリームで作られたカードケースは立体的で美しい上、簡単に作れますが、制作過程での修正が難しく、汚れやすく洗うこともできません。以前、お気に入りのグリッタークリームデコのカードケースがカバンの中で汚れてしまい、泣きそうになりました。
シールデコは手軽に完成でき、自分で簡単に修正できますが、小物が落ちやすく、シール自体が安価に見えることがあります。友達と一緒にシールデコを楽しんだことがありますが、やはりシールが取れてしまうのが少し残念でした。
エポキシ樹脂デコは透明感があり、小物がしっかりと固定されますが、カードの表面を全面的に塗る必要があり、24時間の自然乾燥が必要です。また、エポキシ樹脂は1年ほどで黄ばみ、透明度を失います。自分で作ったエポキシ樹脂デコが少しずつ黄ばんできて、少しがっかりしました。そんな時に考えたのが、UVレジン液を使ったデコレーションです。
アクリルカードケースデコ開発のきっかけ
ある日、社長と池袋のネイルサロンでネイルをしているとき、この問題について話しました。担当のお姉さんが「透明ネイルポリッシュ?速乾、透明、黄ばまない」と提案してくれましたが、粘着力が低いのが難点でした。
その時、他のスタッフがUVライトを持ってきました。社長はライトを見つめ、「UVレジン液を試したことがありますか?」と尋ねました。「それは何ですか?」と私が聞くと、「透明で粘着力があり、UVライトで5分で硬化する接着剤です」と教えてくれました。こうして、最初のUVレジン液デコしたカードケースが誕生しました。
UVレジン液デコの利点と改良点
従来デコレーション方法比べてUVレジン液デコ使うメリットをまとめます。
①カードの表面に全面的に塗る必要がないため、接着部分以外に接着剤が付かず、カード面が黄ばみません。
②硬化したUVレジン液は非常に強力で、強くこすっても小物が落ちません。
③UVレジン液の融点は80度で、夏の暑さでも溶けず、小物が落ちることはありません。
初回のアクリルカードケースデゴシリーズには上記の利点がありましたが、お客様からの提案も参考になりました。例えば「もし、アクリルも入れるなら…」。
そこで、第二弾のカードケースデザインでは、内寸の厚みを2mmから3.3mmに増やし、アクリルも収納できるようにしました。また、第二弾のカードケースは磁気吸着式に変更し、開閉が容易になり、アクリルカード面の摩耗も減らしました。(第二弾は現在製作中)
まとめ✨
今回は、Kiyoaiアクリルカードケースデコついてご紹介しました!皆さんもぜひ、新しいアクリルカードケースデコを試してみてください。そして、暑い夏の日にぴったりの軽くて便利なデコアイテムで、おしゃれを楽しんでくださいね!もちろん、痛ロゼットの大更新も9月から開始予定ですので、どうぞお楽しみに。♪