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父、再診に向けて。

認知症外来の再診に向けて準備。私が仕事を休めないので、自力での受診を敢行してみる事にした。何事も挑戦。


まずは、タクシーの手配。

ネットで検索した、介護タクシーもやってる地元のタクシー会社へ連絡。

私「認知症の父なんですが、ひとりを乗せて行って下さい。◯◯病院まで。」

タクシー会社「いいですよー。」


軽快すぎて、逆に不安。

もし、拒否したり暴れるような事があった場合、帰っていただいて良い旨と、その場合は後日、必要経費を御社へ持参する旨をお伝えし、配車予約を終える。すんなり。

前日、電話で確認。

私「明日、病院だよ。」

父「病院ってなんだ!?どこも悪くない。行かんからな。」


母の話だと、数日前から行かないと言い続けているようだ。どのように話をしたのかは不明だけど。

私「タクシー手配したから、ちゃんと乗って行くんだよ。」

父「タクシーなんて乗らん。車で行くに決まっとる。」


「車で行く」の一点張りで埒があかない。

…今気づいた。病院には行くって言ってる。とりあえず、言われた事を拒否している感じか。まるでイヤイヤ期。

配車の時刻に合わせて連絡しよう。どうなる事やら。

戦友の姉へ、状況を伝達。

ちなみに、今までの事柄も、すべて連絡してあります。

ホウレンソウ、だいじ。


期待できないが、母にも、一応協力を要請。

「本人が行かないって言ってるからねぇ。」

「本人が決める事だから、知らないわよー。」

相変わらず何もできない。しようとしない。要請するんじゃなかった。

翌日知る。

姉と義兄(姉の旦那さん)が、前日の夜と、当日朝に連絡してくれた、と。

何度言っても聞かなかった、父が「分かった、(病院)行くよ。」と、言ったそうで。助かりました。

姉、お義兄さん、本当にありがとう。



受診後であろう時間、父へ連絡。滞りなく、終了したと。

気になる事を一点だけ。

私「帰りはどうしたの?ちゃんとタクシー呼んだ?」

父「いや、歩いて帰ってきたよ。」


2km、徒歩30分。

初見なのに、よくぞ。


続く。

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