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意志とは…

私は何かをやろうとした時に、中途半端で終わることがほとんど...

本を一冊読み終える事すらろくにできない…

色んな本(これ読みたいと思った本)にチャレンジし途中で終わっている本が多数残っている。

しかし、色んな本を読み知識をつけたいと思っている事は間違いない。

そんな中、知の巨人と呼ばれる読書猿さんの独学大全に出会った。

まだ読み始めなのだが、面白い。読みながら自分が好きな事柄、あぁーこういうのが知りたかったというのが多いのである。(個人的なものだが)

読み始めて最初に、意志というものは何かと考えさせられた。

何事もやろうとしたときに意志というものができると思うが、この意志とは何か。

本を一冊読了しようと意志を固めたとしよう。

この意志は続かなければ、心が弱いだとか怠け者だとか呼ばれるでしょう。


意志について…

『ヒトという生き物は、他の哺乳類と同様に、体温を一定に保つ優れたメカニズムを持っている。しかし、意志を一定に保つための自己コントロールについては不完全な機能しか持っていないのだ。』

➡ヒトは体温は保てても意志は保てない。
(そういうモノである)

例えば変温動物であるトカゲはよく日光浴をしたり日陰に引きこもったりしている。

これは体温を適切にコントロールするために、温度の高いところや低いところに移動しているのである。

つまり…トカゲは哺乳類のような恒温メカニズムを持たない代わりに、体温を保つために外部環境を利用しているということ。

『意志の強さとは、決して揺るがない心に宿るのではなく、弱い心を持ちながら、そのことに抗い続ける者として自己を紡ぎ出し、織り上げようという繰り返しの中に生まれるものだ。』
と書いてある。

という事は、意志というものは最初から強い・弱いという事ではなく、人というものが皆弱い心を持ち、その中で毎回毎回、食後に歯を磨くように意志を磨き確認をすることによって強い意志というのは生まれるのである。

思い立って目標を決め、その時の意志は最初は強く思うかもしれないが、意志が弱くなってくることは当然であり、繰り返し確認を行うことで強い意志を作っていく。

その確認作業を今日も明日も明後日も。

今日の学びはここまで。

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