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心から人を喜ばせるのが どれほど難しいことだろうか ところが真の商人はお客様に 喜びの商いを毎日施している

日本商業の国勢調査ともいえる商業統計。
その役割を経済センサスに譲りましたが、長く日本商業の実態を表わすものでした。
少し前のデータですが、確認してみましょう。

小売業事業所数のピークは1982年の172万店。
それが直近の2014年では78万店。
およそ30年の間に100万店がなくなりました。

その過酷な環境下で、あなたの店はお客様に愛されて存在しています。
それはとても素晴らしいことです。
その理由がどこにあるのか、見極めましょう。

1店舗あたりの年商は1億6382万円(2012年比116.1%)。
従業員1人あたりの年商は2659万円(同109.5%)。
売場1平米あたりの年商は58万円(同96.2%)。

この3つの数字は平均をとったものです。
あなたの商いを、これらと比べて一喜一憂する必要はありません。
平均の店なんて存在しないし、そこには何の魅力もありません。

あなたの店には、あなたの店だけの魅力があり、強さがある。
それを大切にして、より磨きをかけることに全力を注ぎましょう。
あなたが商いをする理由も、存在価値もそこにしかありません。

あなたはこれまでに多くのお客様を喜ばせてきました。
だからこそ、今日も店を続けられているのです。
その営みを留まることなく、今日も新たな気持ちで続けましょう。

【今日の商う言葉】
心から人を喜ばせるのが
どれほど難しいことだろうか
ところが真の商人はお客様に
喜びの商いを毎日施している

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