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老舗の経営哲学
前回のブログで紹介した老舗繊維商社のタキヒヨー。宝暦元年(1751年)、初代の兵右衛門 古知野(現愛知県江南市)で京呉服商「絹屋」を創業したことに始まります。社名の由来は1837年、尾張藩十人衆の一人として「瀧」姓を名乗ることを許され、その後「瀧兵右衛門商店」と商号を変更したところにあります。
同社の経営哲学は「信用第一」「謙虚利中」「客六自四」の3点。
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信用第一は、事の始めは信用にあり、安易には手に入らないものだと大切さを説いています。謙虚利中は、常に謙虚に周りの意見を受け止めることで、その中にこそ利はあると教えています。客六自四は、相手の立場に立ち、その利益に貢献することを優先するという姿勢です。
270年以上続く老舗の哲学。その哲学を題目に終わらせず、実践するところに強みがあります。