見出し画像

商品知識がないことは 商人として不誠実であり そうした店には 繁盛が訪れることはない

本当のプロとは、親切、愛嬌、礼儀、感じがよいことではありません。
自身の専門領域を完全に知っている人を言います。
正確で豊富な商品の知識と技術こそ、お客様と店をつなぐ虹の掛け橋です。

たとえ小さな店であっても、一つの商品を極めましょう。
その店に行けば豊富な中から自由に、満足できるものが選べるとすれば、お客様は必ずやってくるでしょう。
「この商品なら、まちでいちばんの私の店で」と自信を持ってお客様に呼びかけられるような売場をつくりましょう。

店は経営者の生活のためではなく、お客様の喜びや便利さや買う人の利益のためにあります。
ならば一つの店を「私の店」と眺めるお客様があってもいいでしょう。
けれども、そういうふうにお客様に眺められる店というもの多くはありません。

お客様が楽しく、喜ばしい買物のできる場所をこそ店と言います。
その意味で、店の隅々までに心が行き届いていなければなりません。
どこにも嘘や不誠実が存在を認められる場所はないのです。
つまり店とは、商人の正直で誠実な人柄を表現する場所なのです。

【今日の商う言葉】
商品知識がないことは
商人として不誠実であり
そうした店には
繁盛が訪れることはない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?