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繁盛の生みの親は 理屈でなく行動であり 育ての親もまた 実践にほかならない

2045年問題という言葉を聞いたことがありますか?
簡単にいうと、コンピューターの性能が人間の知能を超えるとされる年です。
先ごろ、人工知能をめぐり二つのニュースが世界を驚かせました。

一つは、マイクロソフト社の人工知能チャットロボット「Tay」。
機械学習技術を使い、人間と会話するほどに賢くなっていくという触れ込みでした。
しかし、すぐに問題発言・差別発言をするようになり、サービスは停止。

もう一つは、グーグル傘下の人工知能「アルファ碁」。
囲碁のトップ棋士と戦い、あっという間に人間を退けました。
これによって2045年問題は大きく前倒しすることになると報じられました。

人間にしかできないことは何か? 一つは“気づく能力”だと言われています。
そして、その能力を高めるために大切なことがあります。
人の行為は次の順番で行われます。

見る→思う→考える→行動する
このサイクルは、「行動する」まで到達してはじめて意味を持ちます。
行動しないと考えなくなり、考えないと思わなくなり、思わないと見えなくなります。

人間らしくあるために「見る→思う→考える→行動する」のサイクルを回す。
怠っていると、いつの間にか見えるものが見えなくなります。
このサイクルこそ、心ある商いにとって重要なものはありません。

【今日の商う言葉】
繁盛の生みの親は
理屈でなく行動であり
育ての親もまた
実践にほかならない

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