見出し画像

商売の根本に 愛の観念を置くとき お客様に親切で 信頼される店が生まれる

「店は客のためにある」
倉本長治はその生涯において、多くの書物を書きのこしました。
あえて、その思想をひと言に集約するなら、この言葉に尽きるでしょう。

店とは、商店のためにあるのではありません。
だから、店が狭いからといって恥じることはないのです。
その店が正しいかどうかこそ問題なのです。

店とは、生活者の信頼と商人の誠実とが出合う商売の広場のことである。
お客様に愛と真実を捧げ、その生活を幸福にするために諸々の物を売る神聖な場所です。
それを自覚するならば、商いがいかに誇り高いものであるかを悟るでしょう。

なぜ、店は客のためにあるのかをいつも考え、実行する習慣をつけましょう。
それが本当にわからないと、ただ口先だけで言い続けていても意味はありません。
まず、お客様とは誰か、お客様は何を求めているのかを正しく知る努力を重ねましょう。

一人ひとりのお客様に最大限の努力をして、信頼の関係を広げていきましょう。
それは毎日の地味な仕事の積み重ねを通じてしか実現できません。
それゆえ、やりがいがある――そう思うと、朝目覚めるのが楽しくなるはずです。

【今日の商う言葉】
商売の根本に
愛の観念を置くとき
お客様に親切で
信頼される店が生まれる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?