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生活者に幸福な お金の使い道を 親切に知らせる活動を 広告という

販促や広告の本当の目的とは何でしょうか。
「この店で買いなさい」「この商品をお求めください」
こんなふうに消費者に向かって訴えることでは決してありません。

「これはあなたに最適で、あなたの生活を幸福にするものです」
親切に、誠実に、専門家としての立場で知らせてあげる営みなのです。
それは世の中に対する“善行”にほかなりません。

正しい広告は儲けを目的とするものではありません。
商人の誠実さを伝え、その提案に共感していただくことが目的です。
その愛情に応えて商品を買う結果、売上げや利益が増えたりするにすぎません。

それよりも、「なぜ自分は商いをしているのか?」を伝えること。
価格訴求や特売案内ではなく、「愛される店になりたい」という思いを伝えましょう。
そのために自店が何をするかという約束をしましょう。

自らの勝手な儲けを押し出した広告など、誰にも伝わりません。
プロフェッショナルとして、世の中のために尽くす発信が広告です。
販売促進のツールがどれほど進化しようとも、伝えるべき本質は変わりません。

【今日の商う言葉】
生活者に幸福な
お金の使い道を
親切に知らせる活動を
広告というのである


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