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人を愛すること以上に 芸術的な営みはない ならば商人もまた 芸術家であるはずだ
「僕はアーティストですが、商人でもあります」
こう言い切るのは、現代アートで幅広い活動を続ける村上隆さん。
彼は熱烈なファンに支持される一方、コマーシャリズムだと批判されることも多い人物。
けれど、村上さんは私にとって気になる画家の一人です。
なぜでしょうか。
ある特別展を鑑賞して、その理由がはっきりしました。
彼ほど制作において観る者を意識し、彼らを喜ばせようとする画家は多くはありません。
それが批判を浴びる要因の一つなのですが、私にとってはそこが惹かれる理由です。
なぜなら、すべての営みは「誰かを喜ばせたい」という思いが大切だと思うから。
村上さんの言葉を借りるなら、私はこう表現したいのです。
「僕は商人でもありますが、アーティストでもあります」
そう、商人はアーティストであるべきなのです。
すべての営みは商いです。
商いはすべての営みに通じます。
なぜなら商いとは「誰かを喜ばせたい」と努める営みなのですから。
誰かを喜ばせたいという気持ちはおもいやりにつながります。
おもいやりとは愛。
だから商人とはそもそも芸術家なのです。
【今日の商う言葉】
人を愛すること以上に
芸術的な営みはない
ならば商人もまた
芸術家であるはずだ
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