見出し画像

STU48と瀬戸内を巡った日記 願い

長々とSTU48について書いてきた。東京での現場も多いが、やはり瀬戸内での現場が楽しいのはせとうちめぐりや陸上公演でわかったので、これからも遠征はするだろう。しかし遠征はお金がかかるという現実的な問題もあるので、深入りしない距離感でSTUを見続けていきたいと思っている。この春は少し熱が入り過ぎた。

熱すれば冷めるのが常だ。つまらなく感じたら去るだけだし、自分の求めるもののために相手を変えさせようというのは私には出来ないことで、基本的に与えられたもので楽しむというスタンスだ。

それでもひとつだけSTU48に対して願いというかやってもらいたいものがある。それは『わたしの星』という舞台だ。

『わたしの星』はままごとという劇団の主宰柴幸男が高校演劇のために書いた戯曲だ。遠いような近いような未来の滅びゆく地球でのある夏休みの話を高校生が高校生を演じるものとして書かれている。私はこの舞台が大大大好きで、初演も再演も何回も観に行っている。またこの戯曲は広く上演してもらうためにネットで公開されている(ひらがなけやきがやった『あゆみ』も柴幸男脚本で公開されている)。

何故STU48にやってもらいたい舞台が『わたしの星』なのかというと、もちろん私が大好きな作品ということもあるが、『わたしの星』は瀬戸内と非常に親和性が高いと思うからだ。ままごとという劇団は瀬戸内海、特に小豆島と強い繋がりがあって、小豆島での活動も頻繁に行なっている。また『わたしの星』の再演では穏やかな海の近くの高校を舞台としていた。その高校の名前は内海高校。これらは瀬戸内海の高校をイメージしている気がしてならない。上記リンク先にあるビジュアルも海辺に佇む高校生を撮影したもので、STU48の写真だと言われても違和感がまったくない。

主に乃木坂46や欅坂46がアイドルによる演劇を積極的に攻めている現状で、STU48も演劇に手を伸ばしてほしいなと私は願っている。そこでやる作品として『わたしの星』はSTU48にぴったりだと思うし、寧ろ『わたしの星』をやるアイドルとしてSTU48は生まれたのだと思うくらい私は相性が良いと信じている。1年後でも2年後でも3年後でもいい。私はSTU48の『わたしの星』が観たい。

続く。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?