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STU48課外活動公演を全部見て四国の良さに気づく

STU48の課外活動公演をDMMの配信で見ました。配信であっても久しぶりのパフォーマンスするSTUを見るのは楽しかったし、それでも配信は配信で限界があるなと思ったりした。

公演といっても無観客で配信のみ。それでも最後に公演したのが3月だから約4ヶ月ぶりの公演となる。4日間で4公演。とりあえずアーカイブも混ぜながら4公演を全部見た。当たり前だけどユニットそれぞれカラーが違って面白かったし、これまで知らなかった2期生の良さも伝わってきた。

自分でも予想外だったのが、勝手に!四国観光大使がかなり好きなことに気づいたことだ。四国は難しい。他のユニットが「可愛い」や「パフォーマンス」や「根性」といった感じでわかりやすいのに対して、「四国」は差別化が難しい。四国らしいライブって何よ。

それでも見ながら四国は良いなと思った。四国に、瀬戸内に行きたくなってくる。四国の公演で初めて知った『フェリー』を再び配信で聴いてやっぱり好きだと再確認した(全然48グループの楽曲を知らない…)。このユニットには都会で暮らす人に訴えかけるノスタルジーがある。見ていると故郷でもないのに四国に帰りたくなる。(存在しない)記憶に訴えかけるユニットだ。あと最近私が好きになり始めた沖侑果さんが加入したことも大きい。

甲斐心愛さんがいるMiKER!はせとまいくと瀬戸7が合体したユニットなのだが、やっぱり私は瀬戸7の選曲があまり好きではなかったのだなと再び気づいてしまった。特に『北川謙二』の替え歌が苦手で、内輪ウケを笑えるほど私は優しくないので、ライブで生で聴けば自然と盛り上がってしまう曲でも配信で聴くと醒めてしまった。

とはいっても甲斐心愛さんは最高だった。特に『しぇからしか!』の心愛さんは気迫に溢れていてかっこよかった。心愛さんは腰から膝にかけての可動域が大きく、それによって自然とステップが大きくダイナミックに感じる。見ていて爽快なダンスだ。定点カメラ映像で見るとひとりだけ足の踏み込みが大きくてよく目立つ。だから心愛さんは遠くからでもすぐに見分けられる。素晴らしい。

あとユニット活動の瀧野さんを見ていると頑張っているなあと毎回感心してやたらと気遣いたくなってしまうのは何故だろうか。瀧野さんを見るとつい見守ってるよ! という気持ちで応援してしまう。

個人的にはライブのMCは衣装替えの繋ぎぐらいのシンプルなものが理想なのだけれど、心愛さんのいるMiKER!はがっつりMC頑張るユニットなので、それはまあ、仕方ない…。長いMC企画を純粋に面白がれなかったので自分はまだ盲目ではないのだと思う。これは受け取る人によるのだけど、MiKER!はせとまいくでもあり瀬戸7でもあって、私は中途半端な印象を受けてしまった。でもこれが正解というなら自分を変えていかないといけないのだろう。

MiKER!公演翌日に配信された心愛さんのshowroomで公演の詳細な解説を話してくれたのが有り難かった。沖さんも配信で話していたけど、そういう裏話は大好きです。

これはSTUに限ったことではないのだけど、配信ライブは既に好きであるファンを引き留めるぐらいの魅力しかないのではないかと、まあそうですよね。どこもかしこもライブを配信して時間の取り合いをしている中で、余程の興味がないと課金してまでは見ない。それで課金して見てどうだったかというと、これが不思議なことに見ている瞬間はとても楽しいのに、終わると記憶もなくなるんですね。家で見る配信は思い出が残らない。やっぱり非日常感が足りないのかもしれない。

まとめると、どのユニットもコンセプトの範囲内で精一杯のパフォーマンスをしていた。私はどれが好きだったか、断トツでpin MiKER!でしたね。MiKER!じゃないんかい。pinはまとまりがよかった。メンバーの個性が発揮されていて、なおかつユニットとしての統一感があって見ていて楽しかった。あとSTUの曲はもちろん好きなんだけど、NGT48の曲の強さは羨ましいなと思ってしまった。

まだまだ公演は配信で見るしかない日々が続くと思うが、見ながらもつい冷静になってしまうので難しい。冷静になると要らない疑問が湧いてしまう。これは生で見ない限り解消されない。早く生で公演を見れる日が来てほしいですね。

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