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STU48と瀬戸内を巡った日記 握手会

STU48は1月にデビューシングル『暗闇』をリリースした。それに伴った個別握手会、瀬戸内地方のショッピングモールを巡るリリイベツアー「せとうちめぐり」が開催され、他の48グループの劇場公演に類する陸上公演ツアーをやっている。STU48は専用劇場が船で、そこで船上公演を行うというのがグループが発表された当初の目玉だったのだが、船の手配が大幅に遅れて、先日やっと劇場となる船がお披露目されたばかりだ。なのでその代わりとなる陸上公演ツアーを瀬戸内を巡りながらやっている。個別握手会とせとうちめぐりはすべての日程が終わった。陸上公演ツアーも1クール目最後の山口公演が終わって、すぐに2クール目が始まろうとしている。

2018年1月からここまで、STU48のすべてを追いかけているわけでもないのに濃密な時間すぎて、どこから書き始めたらいいのかわからない。特に4月後半は働いている日よりも瀬戸内に滞在している日のほうが長いぐらいで、本当に楽しい日々だった。

とりあえず順番的には2月から始まった個別握手会をまず書くとする。

個別握手会は他の48グループと同様に事前に握手券を買わないといけない。そしてこれも他の48グループと同様、売れ行きのよくない握手会の部は推し増し可能となって、他のメンバーの握手券でも当日の握手券ならば握手可能となる。例えば、磯貝花音さん2部が推し増し可能であれば同じ日の石田千穂さん3部の握手券でも2部の磯貝さんと握手できる。そういうこれまで通りの48グループの握手会フォーマットに倣った上でSTU48が握手会を開催した結果、悲しいかなほとんどの部が推し増し可能、つまりその日の握手券を持っていれば、ほぼ誰とでも握手できる状況となってしまった。大阪は握手会日程が1日しかなかったので西のファンがたくさん集まって売れ行きもよかったらしいが、東京はセンターの瀧野由美子さんとほんのひと握りのメンバーしか完売した部がなかった。

もうひとつ追記すべきこととして、メンバーの1日の握手券(CDとは書かないぞ)の売り上げ枚数が800枚を超えると、そのメンバーに2ショット撮影会の部とサイン会の部が追加されるというものがあった。1日800枚というのがAKBにおいてどれくらいの人気なのかわからない。しかしその2部が追加されたのも瀧野さんと数人しかいなかった(大阪は把握してない)。厳しい世界だ。

私が握手会に参加するときは、だいたい早い時間の部の握手券を取って行く。早いとまだ眠そうなメンバーもいるが、早い部のほうが空いているので楽に回れるし、メンバーもまだ疲れに倦んでいないような気がするからだ。時間の遅い部には行ったことがないのでそちらの状況はわからないが、少なくとも東京会場の握手会の早い時間の部はガラガラだった。笑ってはいけないけれど、本当にガラガラなのだ。稀に数人並ぶこともあるが、基本的に並ばないで握手できる(瀧野さんレーンは除く)(薮下楓さん石田千穂さんも並ぶかな)。並ぶのが嫌いな自分としては有り難いけれど本人達は悲しいだろうし喜べることではない。

前述したように、ほとんどのメンバーが推し増し可能なので、当日の握手券さえ持っていればほぼ誰とでも握手できた。事前に握手券を買うシステムのデメリットは、申し込んだときと実際に握手する時期で興味を持っているメンバーが異なってしまう可能性があるということだ。私はよくある。すまない。特にSTU48は申し込み当時知らないメンバーがまだまだたくさんいて、日々興味を抱くメンバーが増えている最中だったので、握手会当日になって推し増しすることがよくあって、私にとっては推し増しは有り難かった。

私はひとりのメンバーをループするというよりもたくさんのメンバーと握手したかったのでいろいろなレーンを回った。といってもそんなに握手券を買っているわけでもないので、だいたいいつも握手するメンバープラス新しい人何人かと握手するような塩梅だ。

アイドルにはNGT48の中井りかさんのように単推ししか許さない人もいるが、それは人を好きになること、あるいは恋であって、私のアイドルとの向き合い方とは違うと思っている。やはりグループが好きだし、グループを好きでいたいからいろいろなメンバーと握手したくなる(そんな私もひとりしか視界に入らない時代があったが…)。

48グループのアイドルがshowroomなどで自分推しの人が他のレーンに並んでいるのを見て悲しくなったと言うのをよく聞く。その話が嘘とは思わないが、アイドルが本当にそう思っているのかわからない。そう言えばファンが喜ぶのではという穿った見方もある。私がDDだからそう考えてしまうのだろうか。しかし一度STU48の個別握手会でそういう場面に遭遇してしまった。拗ねているようなメンバーに、そんなこといったって所詮私はただのいちファンだからとずる賢く振る舞う。

話がNGT48に変わってしまうけど、中井りかさんは私のような好きは嫌いかもしれないけど、私は中井りかさんが好きだということを記しておきたい。先日の横断幕のツイートなんて好きすぎてスクショしてしまったからね。かっこいい。

話を戻す。メンバーには申し訳ないがSTU48の個別握手会は混みすぎることもなく快適で、そのおかげもあってとても楽しかった。空いているから落ち着くというのは喫茶店でもないのによくわからない心理だが、空いているとまず静かだ。騒がしくない場所で好きなアイドルと対話を重ねられるのは幸福である(といっても私が一方的に可愛いと述べるだけだが)。ひとりひとり向き合っている感じがして襟を正してしまう。そして誰もいないレーンを歩いていくのは勇気が要るが爽快でもある。連なるオタクの先にアイドルがいるのではなく、好きなアイドルに会いに行くために歩いているというその時間は誇らしささえある。緊張するが強張った私を彼女達は笑顔で迎えてくれるので感謝しかない。

本当はレーンに行列が出来ることを彼女達が望んでいるのはわかっているが、私はそんな朝の握手会が好きだ。

あと五反田の会場はトイレが広いのが良い。

以下、個別握手会とせとうちめぐりで握手したメンバー(の一部)の一言感想。

・石田千穂さん
キラキラしている。握手するとその眩しさを受けてこちらの心も浮き立つ。
・磯貝花音さん
楽しい。握手すると清々しい気持ちになれる。
・市岡愛弓さん
可愛い。可愛い可愛い言い続けると、もっと内面も見てくださいと言われる(ごめんなさい><)
・岩田陽菜さん
近すぎることも遠すぎることもなく適度な距離感で楽しい握手ができる。いつの握手だったか、何故か季節の話を交わしたのが印象に残っている。
・大谷満理奈さん
STUのラスボス。会話が成り立たないかと思いきや唐突に質問してきたり、固い守りと多彩な攻めに未だ全敗。
・甲斐心愛さん
近くで見ると想像以上に可愛い。褒めると謙遜しまくるがそれでも私は褒め倒したい。個別握手会では最終的にいちばん推し増しした。
・門田桃奈さん
毎回お久しぶりですよね? みたいな絶妙な距離感の握手が楽しい。
・門脇実優菜さん
受け応えが丁寧。公演を見ると褒めたくて褒めたくて握手列に並んでしまう(せとうちめぐりがそうだった)。
・榊美優さん
ふわふわしてる。
・佐野遥さん
握力がすごい。
・塩井日奈子さん
受け応えがしっかりしている。
・新谷野々花さん
握手のときのちゃんと会話が成り立つのんちゃんとシュールな自己紹介をするのんちゃんの差が激しいのでびっくりする。
・菅原早記さん
岡山公演が良かったのでせとうちめぐり香川で絶賛した。
・田中皓子さん
個別握手会ではファッションの話とか公演の話とかしたのに、結局せとうちめぐりの不思議な手探りのような距離感が記憶に残っている。たぶん皓子さんのほうもどう対応していいのか迷っていたのだと思う。
・土路生優里さん
安心感。
・峯吉愛梨沙さん
可愛い。
・森下舞羽さん
楽しい。
・矢野帆夏さん
私服が好み。

他にも握手したメンバーはいるが記憶が曖昧なので書いていない。ごめんなさい><

覚えている限り、石田みなみさんとは一度も握手したことがなくて、そのことが気がかりで今いちばん握手したくなっている。気になるメンバーは増えるばかりだ。

続く。

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