怒りについて

怒りというと、2年前の年末の振り返りブログで、今年は怒ることが多かったと書いたのを覚えている。あの頃はよく苛々していた。今も怒りはある。ただ現在の自分は怒るのに以前より力が要るようになった。

最近は怒るべきときに怒らなければいけない、という風潮が強くなってきた。その通りだとは思う。が、最近の自分はなかなか怒れない。

怒らされていると感じてしまって、どうしても自分が主体的に怒っている気がしない。他人に感情を動かされることに抵抗してしまい、単純に怒りが行動の原動力とならない。

それでも怒らなければなとも思うので、最近は日々怒り方の訓練をしているようだ。怒るのは難しい。怒りたい相手に正確に怒りを伝えるのもひとつの才能だなと近頃はよく思う。これまでの人生であまり怒ってこなかったからか、どう怒ってよいのかわからない。ここは怒らなければと思っても、さてどうすればと戸惑ってしまう。

人と関わりあうのが苦手だから怒るのも苦手になったのか、怒るのが苦手だから人と関わりあうのが苦手になったのか、もう順番はわからない。怒りのコミュニケーションがわからない。

とか考えながら、首相官邸に意見を送り始めて今日で3日目となりました。

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