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せとうちめぐり日記 3月

3/16(金)

飛行機で松山へ。初愛媛。松山空港への着陸アプローチは海側かららしく海面スレスレを飛ぶのが怖かった。曇り。風が寒い。お昼を食べて松山城へ。松山城は平山城なので高い山の上にある。ロープウェイで登れるが、私はロープウェイの下を通る東雲口登城道を登っていった。結構急峻な坂で登るのも疲れた。本丸は広い。ここまで来たならと天守に登る。天守へ上がる階段が急で怖い。降りるのも怖い。天守からの松山の眺めは素晴らしい。瀬戸内海も望める。ただ風が強く寒い。城を巡るのは枯れた趣味だと思っていたが、松山城は意外と若い人も多くて驚いた。『暗闇』の愛媛特典映像でもメンバーがレンタルした着物を着て松山の街を散策していたが、松山城でも着物で着飾った女性集団を見かけた。山を降りるときは黒門口登城道。鬱蒼とした林の中の道で、こちらは完全に登山気分。降りた下の石垣もすごかった。

松山城で身体が冷えきったので喫茶店で温まる。ちょうど卒業式シーズンらしく、袴姿の女性や花束を持った中学生が松山のアーケードに大勢いた。

宿は道後温泉。松山の路面電車は照明の加減のせいか趣があるが、これはやはり観光客へ魅せるためのパフォーマンスなのだろうか。初道後温泉。インスタでよく見るあの建物をやっと拝む。良い温泉だが休憩をしないぶんには普通の良い温泉。泊まったホテルが広い。元はラブホだったと予想。


3/17(土)

朝の松山駅にみきゃんちゃんがいた。JR予讃線で新居浜まで。各駅停車で2時間半。とにかくのんびり。車窓の外には菜の花畑。

やっと着いた新居浜駅からさらにバスでイオンモール新居浜へ。

イオンモール新居浜の屋上駐車場にて瀬戸内7県周遊握手会「せとうちめぐり」。とにかく広い屋上駐車場。空は青く、遠くには四国の山、最高。

STU48はグレーのセーラー服衣装。自己紹介のみスマホ撮影可。メンバーは30秒で自己紹介アピール。『ペダルと車輪と来た道と』初披露(なのかな?)。ペダルで甲斐心愛さんがいいところをもらっていたのが良かった。青空の下で聴く『瀬戸内の声』は最高。ライブを終えてモール内のミニステージに移動する。ミニステージも撮影可能時間があったのだが、2階からは遠くて難しかった。握手は磯貝花音さん峯吉愛梨沙さん矢野帆夏さんレーンと市岡愛弓さん大谷満理奈さん甲斐心愛さんレーンに行ったことはメモとして残っているが他にどこに行ったのか覚えていない。手持ちの握手券分の握手を終えたらサクッと帰る。私は松山に戻って道後温泉に入りたいのだ。行きは電車だったが帰りはバスに乗ってみる。

バスのほうが各駅停車よりも乗車時間が短いが、それは今治を経由しないからっぽい。バスから瓦が豪華な屋敷がたくさん見えて、気になって調べたら今治市菊間地方に菊間瓦という瓦があるらしい。バスは採算が取れるのか心配になるくらい空いていて快適。途中ファミマの駐車場に入っていったらファミマの駐車場にバス停があった。松山に戻って松山市駅の髙島屋にある大観覧車くるりんに乗る。観覧車大好きなので。夜の観覧車からはライトアップされた松山城が遠くに見える。

昨晩は道後温泉本館に入ったが、この日は椿の湯に入ってみる。こちらも良い湯。


3/18(日)

道後温泉駅からのバスで松山港へ。松山港から船で広島へ。瀬戸内海は穏やか。

あっという間に広島に着く。広島港の近くで何かのイベントをやっていたので、鯛だしラーメンや宇和島産の青のりジェラートなど瀬戸内っぽいものを食べる。ジェラートはマジ青のりだった。

市電で広島市内へ。つい数日前に市電でもSUICAやPASMOが使えるようになったらしい。

広島駅からさらにJR可部線で下祇園駅。下祇園駅から歩いて数分で広島のせとうちめぐり会場であるイオンモール広島祇園。こちらは屋上ではなく下の駐車場がイベント会場だった。朝早くから並んでライブを前のほうで見るのは最初から諦めているので、会場に着くのもギリギリだ。参加券が必要なブロックのさらに後ろから見ることにする。駐車場の地面が傾斜しているからなのかなんなのか、ステージが見づらかった。

森下舞羽さんはこのイオンモールでランドセルを買ったそうだ(山口出身なのに本当なのだろうか)(私の勘違い?)。甲斐心愛さんは先祖代々広島県民ということをアピールしていて好感度が上がる。後方からは全然見えなかったので、途中で諦めてミニステージに早めに移動する。ミニステージでは握手会の同じレーンの2,3人がひとつのチームとしてゲームに挑む、クリアしたら1分間のスマホ撮影タイムがもらえるというもの。この日の課題は制限時間内に風船を何個か割るというもので(何個かは忘れた)、思ったより簡単だったので自分が見た組はすべて成功していた。撮影タイムに大谷満理奈さんが「買い物楽しんでくださーい」と自由なお言葉。握手会と並行してミニステージが行われているので、どちらを優先させるかが難しい。自分は最初の数組のミニステージだけを見て握手会のほうに向かった。

広島のせとうちめぐりは人が多かった。握手会はまずレーンでの2,3人との握手の時間があって、最後に個別握手の時間がある。私は個別よりもたくさんのメンバーと握手したかったのでグループ握手のみに参加。握手を終えたら再び広島駅へ。

新幹線の予約をしてから時間があったので駅ビルに入っていた汁なし担々麺のお店ばくだん屋に入店。メンバーがやたらと汁なし担々麺を推していたので私も汁なし担々麺を食す。後で調べたらセトビンゴでメンバーが行ったお店の広島の支店だったらしい。麺が細いのはこのお店の特徴なのか汁なし担々麺の特徴なのかわからず。汁なし担々麺の後はこれまたメンバーが推していた揚げもみじ饅頭。うまいはうまいのだが、揚げたことによる味覚的な美味しさよりも、揚げたことの背徳感による美味しさのほうが上回っている気がした。あともみじ饅頭はどこかのお店の名物お菓子だと思っていたのだが、いろんなお店のもみじ饅頭があることを初めて知った。

初広島だったがあまり観光できなかったので次はもう少し名所にも行ってみたい。新幹線で帰京。


3/26(月)

陸上公演ツアー徳島の初日。どうして申し込んだのか覚えていないがチケットが手元のスマホに入っていたので(陸上公演のチケットは基本的に電子チケット)、とにかく行くことに。何故なら最前だからだ。ちなみに前日の山口でのせとうちめぐりには行っていない。まずは東京駅からのぞみで新大阪駅へ。大阪の友人と合流して、行きたかった讃岐うどん屋Udon Kyutaroを訪れる。ずっと食べたかったABURI最高だった。

続いてこちらも大阪で食べたかったりくろーおじさんのチーズケーキ。なんば本店の2階カフェに入る。チーズケーキがテーブルにやってくるときに鈴が鳴らされて高まる。超軽くて実質空気のチーズケーキなので、男2人でホールを完食。

食い倒れの大阪を満喫してからバスに搭乗。淡路島を縦断して徳島へ。

夕方徳島駅に到着。徳島駅前は閑散としていた。事前に調べて行きたかった銭湯があったのだが、当日調べたらちょうど数日前に店仕舞いしていた。仕方なく調べ直して駅前のホテルの温泉へ。夕焼けが差し込む風呂は気持ち良かった。

だいたい風呂に入るとそれだけで満足してしまい、その後のライブは旅のおまけみたいな気持ちになるのでとてもリラックスして見れる。徳島公演の会場は小さなライブハウスで、そこに丸椅子を置いての着席観覧。とにかく近い。近すぎてびっくりする。メンバーも公演後のブログなどで、近いということしか書いていないぐらい近かった。公演はもちろん楽しかったが、あまりに近すぎて、近いから楽しいのではという気持ちで素直に大絶賛とはいかず。『暗闇』のセンターで歌う甲斐心愛さんが素晴らしかった。

公演後に駅まで歩いている途中に徳島ラーメンのお店があったので徳島ラーメンを食す。背脂が浮いている醤油とんこつ系で苦手なやつかなと思ったらとても美味しかった。すだちが付いてきて、それを絞ると味に変化も出て良かった。

帰りは徳島駅から夜行バス。久しぶりの夜行バスは3列シートでゆったりリクライニング。電源も付いていて至れり尽くせり。バスタ新宿まで8時間半の旅。これまで乗った中でいちばん快適な夜行バスだった。このクオリティのバスならまだまだバス移動で頑張れる。一旦帰宅してから出社。バスが快適だったおかげか仕事に疲労が残らず、公演の余韻に浸りながらの労働だった。

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