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ChatGPTに小論文を書いてもらったら…

11月に入り、再来年に卒業する学生の就職活動が徐々に活発になってきました。
就職活動時に学生達が手こずるものの一つに小論文があります。
就職活動において、小論文は思考力、表現力、そして専門知識をアピールする重要なステップです。
しかし、多くの学生にとって、魅力的な内容を短時間でまとめ上げることは大きな挑戦となりがちです。
そこで使えるのがChatGPTです。

この記事では、ChatGPTを活用して効果的かつ効率的に小論文を作成する方法を紹介してみたいと思います。

注意:
文章生成AIを使用した小論文をそのまま提出した場合、自己の評価を下げる可能性があります。
あくまでも参考程度に使用しましょう!


まずはネタ出し

小論文を書く場合、まずは起承転結のネタ出しを行う方法が良く紹介されます。
まずはChatGPTにこのネタ出しをさせてみましょう。
今回は「文章生成AIの功罪」をテーマにネタ出しをしてみたいと思います。

ChatGPTにネタ出しをさせたところ、下記の様になりました。

このように与えたテーマに沿ったネタ出しを行なってくれます。
内容が気に入らない場合は、この操作を何度も繰り返してください。

今回はなかなか良い内容なので、このまま進めたいと思います。
とはいえこのまままとめていっては無難な内容になりそうです。
自分なりの考えを追加していきましょう。

内容を調整しましょう

今回は転の部分に要素を追加して見たいと思います。
下記の様に指示しました。

このように要素の追加を指示すると、それに従ってネタ出しの内容に追加・変更してくれます。

小論文では独自の視点をアピールすることが重要です。
そのためには、ネタ出しの段階で自分なりの視点を追加して、独自性のある小論文になるように工夫しましょう。
追加する内容は、テーマとの関連性が低いものでもChatGPTが配慮してまとめてくれるので、比較的突拍子もない内容を追加しようとしても大丈夫です。
不要な要素があったらあとから削除することも可能なので、色々な要素を追加して試してみましょう。

小論文を書かせてみる

ネタ出しした内容がまとまったら、小論文を書かせてみましょう。
先ほどのネタ出しを元に800文字程度で小論文を書かせたところ、以下のようになりました。

文章生成AIの功罪と幼児期の使用リスク
AI技術の進化は私たちの生活に多大な影響を与えています。特に、文章生成AIは、創造性を促進し、時間を節約するなど、数多くの利点を提供します。しかし、この革新的な技術は様々な懸念点も生み出しています。

文章生成AIの最大の利点の一つは、その効率性です。例えば、研究者や学生は、情報を迅速に収集し、アイデアを整理する手段としてAIを使用できます。また、言語学習者にとっては、新しい語彙や文法構造を学ぶための有用なツールとなり得ます。

しかし、これらの利点には欠点も伴います。情報の正確性や信頼性の問題が常に存在し、著作権やプライバシーに関する倫理的な問題も懸念されます。さらに、人間の創造性や思考力の低下というリスクも指摘されています。

特に注目すべきは、幼児期から文章生成AIを使用することの潜在的なリスクです。幼児期は言語発達が最も活発な時期であり、AIに頼りすぎることは、子供たちの自然な言語学習プロセスや創造性の発展に悪影響を与える可能性があります。また、子供たちの社会的スキルや対人関係能力の発達にも影響を及ぼす恐れがあります。

この問題は、教育現場や親たちの間で積極的な議論が必要です。AI技術は、子供たちの学習過程を豊かにする可能性を秘めていますが、その使用は慎重に監督され、適切な指導とバランスが求められます。

最終的には、文章生成AIの恩恵を享受しつつ、その欠点を最小限に抑えるバランスが重要です。これには、教育者、開発者、そしてユーザー自身が協力して、技術の使用方法とその影響を常に評価し、調整していくことが求められます。AIの持つ無限の可能性を正しく理解し、それを健全に活用することで、私たちの知的生活はさらに豊かになるでしょう。

いかがでしょうか?
かなりそれらしい内容になっているのではないでしょうか?

実際に使用する場合は文章の調整や、原稿用紙に書く際は段落の調整や禁則処理なども必要になります。

繰り返しますが、文章生成AIが作った文章をそのまま使用するのは、自己の評価を下げる可能性があります。
生成された文章は、あくまでも参考程度に使用しましょう。


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