SEX・DRUG・ROCK'n ROLL（８）

さて気がつくと「不良少年の仲間」になっていた実はマジメなキヤ少年。

タバコの件を堺に、どんどん彼らと仲良くなっていく。

当然、例の悪の巣窟に足繁く通うことに成るわけだ。

そこにはそれまで知らなかった魅力的？な体験が目白押しだった。www

　

因みに、40代以下の人は、悪の巣窟に集まる連中のイメージが湧かないかと思いますが、漫画のビーバッピハイスクールをイメージしてもらえれば、まぁ８割合ってます。ｗ

　

何度か通っている内に、連中とも割と普通に話せるようになり、冗談なんかも言い合うような中になっていった。

その間、近隣中学との抗争とか、卒業した先輩が結成した新しい暴走族のチームの集会に行ったりとか、まぁそれなりに不良少年っぽい事もするように成った。

そろそろ頃合いかと思って、グループのリーダー格のヤツに話を振ってみた。

　

オレ：「マリファナって知ってる？」

リーダー：「なんだそれ？」

オレ：「こう、吸うと気持ちよくなるやつ…」

リーダー：「ぁ？オマエ、粉でも吸ってるんか？」

オレ：「違うよ！タバコみたいにして吸うやつ…」

リーダー：「ハッパのことか？」

葉っぱ…。

オレ：「そうか、このギョーカイではハッパっていうのか…。（心の声）」

　

リーダー：「それなら、先輩が持ってるよ。今度聞いといてやるよ。」

オレ：「ホント？それホントにホント？」（当時はまだ「マジで？」という言葉は使われていない）

リーダー：「分かんねーけど、聞くだけ聞いといてやるよ。」

　

ということで、どうやら暴走族の先輩が「ハッパ」を持ってるらしい。

報告を待つ事に成った。