Laravel JP Conference に行ってきました
行ってきました。
参加のきっかけ
以前関わっていたプロダクトではLaravelを使ったもの(といってもAPIですが……)も作っていたのですが、現在は趣味の開発で少し使っている程度。今回は業務ではなく、単純に好きなフレームワークのカンファレンスということで参加しました。
印象的だったセッション
オープニングトークから懇親会まで参加しましたが、すべて書くと大変なので、特に印象的だったセッションをいくつかご紹介します。
ServiceProvider, ServiceContainer入門
正直、Laravelを使ったことがあると言っても、MVCの部分を使っていただけで、それ以外の機能はmigrationくらいしか使っていなかった私が、タイトルを眺めた限りで一番楽しみにしていたセッションでした。
発表もとてもわかりやすく、概要やそれらの仕組みが生まれた理由をざっくりと把握することができ、使ってみようという気持ちになりました。
さらに完全版を見ると、Serviceに切り分けられていない状態から自動注入、interfaceを介したモックの作成まで網羅されており、実践までがっつり活きてくると感じました。
(最近たまたま学んでいたJavaのSpring Frameworkというフレームワークがあるのですが、そちらもDIがポイントのフレームワークなので、結びつけて考えられたというのも、理解が深まった一因かもしれません。)
laravelでパッケージ開発
正直、今まで app 配下にしかファイルを置いたことがありませんでした。Service Providerを活用して機能ごとにパッケージとして独立させ、さらにそれをcomposerで読み込むことで依存関係を整理、小さなプロジェクトを組み合わせて一つのサービスを作るという内容で、初めて知る内容が多かったです。今までは小さなものしか作っていなかったのですが、大きくなる(予定の)プロジェクトではこうした工夫も必要だとなあと感じました。
Webアプリケーションが今こそ知るべき、RDBMSのパフォーマンスチューニングの勘所 ~ 未踏の速度を目指して~
EXPLAIN 句でRDBがどういう処理をするか見れる、というのは知っていましたし、検索をよく使うカラムになんとなくINDEXを張ったりはしていたのですが、言われてみればEloquant (ORMマッパー) がどのようにSQLを実行しているかを気にしたことがありませんでした。N+1の呼び出しをしている箇所がいくつもある気がします。
今までLaravelで作ったサービスがあまり大きくなかったせいだとは思うのですが、Eager loadやSELECTするカラムの指定など、知っていれば工夫できそうなところは積極的に取り組みたいと感じました。
最後に
懇親会までがっつり参加しましたが、とても楽しい1日でした。関係者の皆さまありがとうございました。お疲れさまでした。またLaravelが少し好きになった気がします。あと、LaravelやるならちゃんとVueもやろうかなと少し思いました。
PHPerKaigiについては、日程が長めなことと、PHPをしばらく業務では活かせそうにないので、参加しようかどうか決めかねております。と書いたところでトーク一覧を見たら、聞いてみたいセッションががっつりありました。どちらか1日なら……うーん……。
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以前 Laravel を使ってプライベートで作ったプロダクトです。
もし興味がある(ご自身の結婚式やその他イベントで使ってみたい、など)方がいらっしゃいましたら、LINE公式アカウントが統合される2019/4/18以降でしたらご協力できますので、 @koga_wiwi までお声がけください。
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