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お気に入りソックスのすゝめ

読者のみなさんは、ソックスの選び方にこだわりを持っているだろうか。

ソックスなんて消耗品。コスパ重視でしょ!とか、いやいやお洒落は足下から、見えないところにも気を使わないとモテないぜ!とか、ソックスなんて考えたことないです〜ほげ〜など、恐らく人それぞれだと思う。どれが正しいとか、そういったことは言わない。今回の主旨はそれではない。

今回は、お気に入りソックスのすゝめということで、個人的におすすめ、あるいは注目しているソックスについて紹介したいと思う。

これを読んだあと、少しでも気になって、履いてみたいと思ってもらえると大変嬉しい。


まず、入門編として、冒頭でも触れたコスパ重視代表としてプチプラ界で不動の地位を確立したユニクロのソックスについて取り上げたいと思う。履いたことないという人は意外といる・・・のかな?

ユニクロ 50色ソックス(消臭機能付き)

ユニクロ

今更感が満載だが、まあ軽いジャブとして許してほしい。

早速だが、改めてこのソックスの驚くべきところを2点。

まず1点目、驚愕のカラーバリエーション。

普通作ろうと思うか?

50色も


店頭に行けば嫌でも目に付くソックスの棚の大きさよ。

昨年末にリリースされたことで記憶にも新しいkithのGEL LYTE Ⅲでさえ30色展開だ。いやこれはこれで相当狂っている。スニーカー1型が30色展開。比較として引っ張り出してきたはいいが、こっちのほうが狂っている気がするので、kithの話はここまでにする。(実は欲しかったぜちくしょう。つか、あんな微妙なカラーリングの違い、どれ選べばいいか分からん。)


気を取り直して。50色展開のソックス。冷静に考えて狂っているとしか思えない。売上ランキングが知りたい。白と黒意外でどの色が人気なんですかユニクロさん。

ただ、それだけカラバリがあれば、ガッチリ鉄板色で固めるもよし、ちょっと遊んでみようかな系の人でも、50本分の腕で抱擁してくれるようにウエルカムしてくれることだろう。それがユニクロの優しさである。

とりあえず3本は鉄板で、あとの1本はぶっ飛んだ色をトライするという選び方を可能にするのが、1点で¥290+tax / 4点で¥790+taxという安さである。これが驚くべき点の2点目である。なんつー安さであるか。まとめ買い必至である。困った。

と書きつつも、ぶっ飛んだ色を見ても筆者としては、この色どうやって使うのか、この色に合う服持ってないしな。ウチに来たとて問題児になるだけ。もっと可愛がってくれる人に持って帰ってもらいな。と優しさなのか何なのかわからない謎の思いを巡らせること、およそ0.2秒で白を手に取るのであった。


さて、ユニクロのソックス。買うための決め手となる得る2点のメリットをお伝えしたわけだが、良いところばかりではない。もちろん筆者が実際に履いてみての感想だ。


近年のユニクロのクオリティの高さには、目を見張るものがある。高見えするアイテムがある。しかし、こと上記のソックスにおいては安かろう悪かろうな印象を持つ。というのも、リブが甘いのだ。比較的すぐによれる。それ故に買い換える頻度が高くなる。

ただ、そのデメリットをカバーするのが価格の安さであることから、上手いことユニクロ側の策略にハマり、買わされているような気がする。。(都市伝説と思っているが、MACにも何年後に壊れるように時限爆弾が仕掛けられているとかいないとか)


まとめると、ユニクロのソックスは「気軽にいろんなカラーのソックスをトライしたい!」あるいは「ソックスは消耗品!」と思える人向けである。


次に紹介するのはこちら。

useful things "Organic Tube Socks Off White 3P"

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チューブソックスと聞いて、あああれね!と思った読者の方がいれば、上級者ではなかろうか。(知ったかぶりは除く)筆者もこのアイテムと出会うまでは、ちゅーぶそっくす?はて。であった。

手に取るとわかるのだが、通常のソックスにあるはずの、かかとを位置する部分がない。通常のソックスの形を表現するならL字。このチューブソックスの形を表現するならI字だ。

え、それってどうなん?履いたときのイメージができないな。なんて思っている読者に言いたい。無問題だ。オーガニックコットンで足先までをフルパイルで編み込まれているそうで、スーパー柔らかい。そのために自身の足の形にフィットしてくれる代物だ。もはや全身を包み込まれたい衝動に駆られる。

さらに、3パックときたもんだ。

なぜかパックものに心ときめくのは筆者だけではないはず。パックTとか、響きがもう、そそられる。代表的なのが某SのhanesパックT。当時はパックTという響きと、裾にロゴが入っているってだけで欲しい!!!となっていたが、着てみるとペラいんだよな。。その薄さから、乳首が透けるで有名だった。(念のため書いておくが筆者は主張するタイプではないのでセーフだった)

少し話が逸れたが、3パックとなっていてしかも小袋が付属する。商品説明にも書かれているが、この小袋はちょっとした旅行など、ちょっとしたシーンで重宝しそうなところも嬉しいポイントである。


ただ、生地が厚い分、夏には若干蒸れる心配があるが、どうなのだろうか。まだ手にとってから夏を迎えていないので実験したいと思う。


今回、useful things からはソックスを取り上げたが、こだわりが詰め込まれたアパレルも展開しているので、今後も注目したいブランドの一つだ。


続いて最後の紹介は、ストリートブランドが好きでソックスと聞けばこれでしょう。

whimsy "POZESSION SOCKS -white"

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レペゼンは大阪から、whimsy のご紹介。今でこそ気軽に行けなくなってしまったのだが、旅行で大阪に行った際には必ずCOFLOでソックスを買うというルールを課しているほど好きなブランドの一つだ。

東京でも購入できるのだが、ブランド発祥のお膝元ということで大阪で買う意味に喜びを見出している。完全に自己満だが、この気持ちを分かってくれる読者がいることを願う。(買うお店、場所、人を選ぶこと)


これはもう紹介するかも悩んだんだが、気になっているシリーズから、買いなカラーがリリースしていたので、紹介させていただく。

価格は¥2000+taxと、コスパは良くはないが、ヘタレにくいと筆者は感じている。そしてこのシリーズが個人的にはおすすめしたい。内側と外側の両方にラインが入っているため、いわゆるソックスちら見せに最適なのだ。

しかも、ネイビーのライン。嗚呼ネイビーを生み出してくれた色の神様ありがとう。買いですこれ。さらにこれとは逆バージョンのネイビー白もあるのだ。

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ありがとうございます。買います。

ヘタリにくい分、まぁ¥2000+taxを出してもいいかなと思っている。それと、ユニクロに比べ「良いソックスを履いている」という、精神衛生上で良い気持ちになれるために、こういうポジションを担ってくれるソックスは何本か持っておいたほうがいいと思う。


さて、今回はソックスについて書かせてもらったわけだが試してみたいソックスはまだまだある。health knit もかなりそそられている。

ソックスは通年履くし、なんだかんだ消耗品のカテゴリーに入るので、いくら持っていても損はない。ユニクロのようにリーズナブルなもので固めるも良し、少し値段が張っても履き心地で選ぶも良し、ブランドネームで選ぶも良し、パックという響きで選ぶも良しだ。


今まで「ソックスなんてどれも一緒でしょ?」なんて思っていたのだとしたら、少しもったいない気がする。たまには、お気に入りのソックスを探しに行ってみてはいかがだろうか。


K

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