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映画2本。

今晩も飲んでる。
飲んでしまった、ではなくて、飲んでる。
たぶん明日も明後日も飲むと思う。
ダメ人間…。

朝はなんとか起きて、宝塚(売布)で映画を2本。「ポトフ」と「PERFECT DAYS」。「ポトフ」は、「青いパパイヤの香り」のトラン・アン・ユン監督、「PERFECT DAYS」は「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」などのヴィム・ヴェンダース監督作品。どちらも、「ああ、『青いパパイヤ』だよなぁ。」とか、「ああ、ヴィム・ヴェンダース監督だよなぁ。」とか思いながら観た。

「ポトフ」は、舞台が100年前だという設定だが、この料理がすごい…! 料理は一切しない私だけど、それでも、ドキドキ、ワクワクする。そして、ラストのドダンの「食レポ」! フランス映画っぽい(?)終わり方もめっちゃ格好良かった。

「PERFECT DAYS」は満席で、最前列の一番端の席で観た。(小さい映画館だから全然大丈夫なんだけど♪)
私も、50歳代ひとり暮らしで、毎日決まりきったような生活をしてて、何となく身につまされる(?)ような部分も多かった(役所広司さん演じる平山ほど、規則正しく、清潔な暮らしはしていないけれど。)。
バーのママさん(石川さゆり)の元夫(三浦友和)が、「影って重なると濃くなるんですかね?」と平山(役所)に言い、ふたりがそれを試す場面。「ほら、濃くなってますよ!」と言い張る平山。「だって、何も変わらないなんておかしいじゃないですか!」。そうなんだよなぁ。毎日、毎年同じに見えても、変化してるんだよね…。
平山とその姪が歌う「今は今、今度は今度」も、映画が終わってからじわじわと「来た」。私も、今は息子には会えないけれど、いつか「今度」、きっと会いたいと思う。
バーの客が気になっていたのだが、ひとりはあがた森魚だったらしい。また、清掃会社の電話の声は片桐はいりだったという。どちらも気付かなかったなぁ…。
下、公式HPです。なかなか、見応えあります(HPも、映画も!)。
あ、最後、「木漏れ日」について触れられていたが、これ、『翻訳できない世界のことば』とかいう本でも取り上げられていたように思う。映画では、「一回性のものだ」と説明されていた。そんな毎日を、ちゃんと大事に生きたい。生きねば。

売布神社駅の椿。
お昼、天麩羅定食(1,050円)。
映画館外の庭。
「ポトフ」。
「PERFECT DAYS」。