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今どきのサードプレイスって?!

少し前に、「サードプレイス」なる言葉をよく聞いた。(というか、最近は聞かなくなった)

曰く、“コミュニティにおいて、自宅や職場とは隔離された、心地のよい第3の居場所”とのことだが、訪問介護の仕事をしていると、移動時間であったり、キャンセルがあったりで、「空き時間」が発生してしまう。
先日も、この「空き時間問題(?)」については投稿したのだが、今もってアンサーは見出せていない。

ちなみに、サードプレイスの8つの特徴は、以下の通り、であるらしい。(抜粋)

1.中立領域
サード・プレイスの構成者は義務感からそこにいるのではない。彼らは、経済的、政治的、法的に縛られること無く、喜んでやってくる。

2.平等主義
サード・プレイスは、個人の社会における地位に重きをおかない。経済的・社会的地位は意味がなく、ありふれていることが許容される。サード・プレイスでは参加するために、何も必要条件や要求がないこと。

3.会話が主たる活動
遊びココロや楽しい会話がサード・プレイスの活動のメインフォーカスである。会話のトーンは気軽で、ユーモア、ウィットがあり、優しい遊びココロは高く評価される。

4.アクセスしやすさと設備
サード・プレイスはオープンで、みなが訪れやすい環境。柔軟で親切で、集まる人のニーズにこたえるところ。

5.常連・会員
サード・プレイスは、常連がいて、空間やトーンを形成する。その場所らしさを彼らがつくる。新たな訪問者を惹きつけて、新参者にも優しいところ。

6.控えめな態度・姿勢
サード・プレイスは、健全である。その中には無駄遣いや派手さはなく、家庭的な感じ。偉ぶったり、排他的であってはいけない。いかなる個人、あらゆる階層の人を受け入れる。

7.機嫌がよくなる
サード・プレイスでの会話のトーンは、けっして緊張や憎悪を生んではいけない。その代わり、陽気でウイットに富んだ会話、気さくな冗談は歓迎される。

8.第2の家
サード・プレイスにいる人たちは、しばしばあったかい感情を共有する。あたかも同じ家に暮らす者同士のように。この場所に根ざしている感情を持ち、精神的に生まれ変わることを得る。

ハッキリ言って、こんな場所は無い!(笑)
いや、有れば嬉しいけど、日本国中探しても無いのではないか?(^◇^;)
かつてのスタバは、こういった「サードプレイス」を目指したとらしいが、それも今や昔の話では?(^◇^;)
ショッピングモールの中のスタバなんて、とてもゆっくり滞在できたものではないので。(笑)

と、そんな中、“古き良きスタバ”とも言える店が
堺東中央線店である。

流行っていないとは言わないが、アクセスがそれほどではないのか。
確かに駅近でもないし、車の通りも国道ほどは多くはないこともあってか、今時のスタバにしては静かに寛げる貴重なお店であると言える。(個人的には利用者様の自宅からも近く、助かっている)とまあ、ここに書いたからといって、明日から人が殺到するなんてことも考えられないので。(笑)

自宅でもなく職場でもない、このサードプレイスというコンセプトには、思わず膝を打ったものである。こういうのってワタシだけでなく、需要はあるとは思うのだが。(^◇^;)

時に、学生の頃、「菊と刀」という本を読んだ。
何故か、そんな事を思い出した。

曰く、日本には「恥の文化」があるという。
今もなお、多少の“面影”はあるも、老若男女問わず、店内で騒ぎ立てる客が増え、例えばスタバが現在の状況になったことを考えると、これももしや、今や昔の事なのかもしれないな、と。

久々に晴れた日曜日、以下のような記事を読んで、ちょい考えてしまった次第である。


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