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そろそろ独立し国家の自律運営に

                椎木 孝雄

 憲法に日本独立を宣言し、この憲法に違反する国際条約は無効とすると書き込めばいいと思います。現憲法は、大日本帝国議会の賛同を経て、裕仁天皇が裁可し公布したもので、内閣法も財政法も、会計法も同様です。政府の子会社日本銀行は、事業年度138回となっています。つまり外国や国連では、日本はまだ大日本帝国のままです。終戦も日本では8月15日ですが、外国では敗戦協定を結んだ9月2日です。このズレを利用して内閣と(政府)は国民を騙しています。

 事実を確認して運動を組み立てなければ、お「花畑でお遊戯している集団がいるね〜」で終わるのが怖いです。

 内閣法の形式は、首相官邸のホームページから確認できます。だから自民党は憲法を変えるつもりはサラサラありません。変えるぞ変えるぞと脅して、緊急条項を成立することを狙っているのでしょう。

日本は国連軍という名の米軍の支配下に

 残念ながら憲法を詳しく読むと「三権分立」は機能しないようになっています。最高機関であるはずの国会ですが「内閣の助言に基づき、天皇が招集する」となっています。内閣が助言しなければ天皇は招集できません。内閣総理大臣は確かに国会で指名されますが、その後は、組閣に当たっては、任命権・罷免権は内閣総理大臣にありの思うがままです。さらに、最高裁判事は内閣にあります。下級裁判官も内閣の同意が必要であり、今の日本は憲法によって「内閣総理大臣独裁」が保障されている構造です。先に書いた「裁可・公布」も大日本帝国議会の賛同を得て、裕仁天皇がしており国際的には、日本は未だに「大日本帝国」のまま「大日本帝国憲法」を変えたにすぎません。僕の学生時代は「日本は今だ独立しておらず」、日本独立が課題でした。サンフランシスコ条約で独立したといわれていますが、同日日米安保条約を締結しており「日本は国連軍という名の米軍の支配下にあります」。この基本構造を理解して憲法論議はなされるべきです。

戦勝国が敗戦国を支配する国家構造に

 国連とは「第2次世界大戦の連合国」のことであり、国際連盟(日本が一度脱退した)も国際連合も英名は「United natureユナイテッドネイチャ」です。ソ連(ロシア)、中国(中共)が常任理事国になっています。だから日本国は、今でも戦勝国が敗戦国を支配するうえで都合のいい国家構造にさせられています。日本の国家予算の40%が医療関係予算といわれていますね。医薬品業界を潤わすためでしょうか?

国際紛争の解決の手段として戦争はしない

 第二次世界大戦の終結までの経緯を再度振り返ってみました。ヤルタ会談(スターリン、チャーチル、ルーズベルト・一年間秘密)、原爆はなぜ投下されたかの御前会議の議事録、ヤルタ協定、ポツダム宣言、詔書(8月14日確定、15日天皇裕仁朗読)、9月2日ミズリー号で敗戦協定締結、それまでにソ連の北海道侵攻、など。第二次大戦になぜ日本がアメリカの真珠湾を攻撃したかなど、つぶさに調べてみました。アメリカは宣戦布告は議会の承認が必要だそうですね。真珠湾攻撃でルーズベルトは宣戦布告を議会から得られた。そしてこの世界に起きた戦争をインターネットで全て調べてみました。日本は、明治までは殆ど戦争はありません。日清戦争、日露戦争も詳しく調べてみたいと思っています。 
ー 実は親父は、陸軍航空士官学校の教官だったし、喧嘩の嫌いな親父を知っていたので、陸軍の横暴が信じられなかったのです。すると日本の戦争開始から敗戦までの経緯が、巷に言われていることと随分乖離があることが分かりました。憲法も裁可・公布文の形式、全条文をつぶさに読み、戦後の日本の国家の構造と機能と運営を考察しました。三権分立など確立されていません。安倍元総理が「僕は三権の長」といったのはあながち間違いではないのです。国家運営者になったつもりで、憲法を詳しく読んでください。唖然としますよ。まともなのは「国民」の項目だけです。敗戦前後に言われていた「国体護持」ですが、はまさに「護持されている」のです。
日本国憲法、内閣法、財政法、会計法はすべて、帝国議会の賛同を得て、裕仁が裁可・公布していますし、政府の子会社日銀は今期は第138回事業年度です。また、そして「知ってはいけない1、2」という本にあるように日本は「国連軍」の名目で米軍にがんじがらめに支配にされ、小泉政権ぐらいからそのへりくだりは極めて強くなりました。「国連軍」だから大統領さえ指揮権がありません。ケネディ大使もそのことが理解できていなかった。その法的トリックが解明できた気がしています。なぜ、日本だけが敵国条項の適用国なのかも・・・。
だから日本は、現国会で憲法を改定し、その前文に日本は主権国家として、国家主権や日本の領域(領土・領海・領空)が侵されたなら、応戦する権利があり、それを明記・宣言したうえで、「しかし、国際紛争の解決の手段として戦争はしない」と憲法に明記すべきだと思います。日本の歴史を調べると、明治期と敗戦~今日まで、2回の大きな断層があります。その断層にUK(英国)US(米国)が巧妙に大きく関与しています。

椎木 孝雄

以前の勤務先: 自営 出身校: 宮崎大学
今 福岡県那珂川町に住んでおります。空手伝承活動と 関わってきた 生協に少々関係しております

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