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ありがとう、アーネスト

38.5℃の熱にうなされていると、一件のLINEの通知が来た。
仕事を休んでいた為、業務のことかもしれないと思いLINEを開くと『アーネストわだたかし』
あ、和田さんのライブ情報か…月曜じゃないけど、緊急で何か入ったのかな?と働かない頭で内容を見ると…

“突然のご報告すみません。
アーネストは2024年1月いっぱいで解散させていただく事にしました。”

あ、熱で変な夢見てるわ…しんどい、しんどい、寝よ…と思い一度目を閉じた。

5分もしないうちに目を覚まし、もう一度LINEを開いた。
私にとっては死刑宣告のような文章。
すぐに、門野さんのXへ。

【ご報告】
この度、アーネストを解散することになりました。

まじか、ほんまなんか…うそやろ…2人が解散するわけないやん…そりゃ、M-1で2回戦敗退やったけど、そんなんで2人の魅力が無くなるわけでもなく、輝き続けるもんやと思っていた。

2016年頃からパーフェクト・ダブル・シュレッダーの事を応援していた。きっかけは祇園花月の前説。キャラが対象的な2人、ネタをしていたか記憶は微妙だが、ただ単にメガネ男子好きの私は門野さんの顔ファンから入った。

あの2人はどんなネタをするんやろー?
あんまり劇場出てないなぁ…どこで見れるんや?と常にTwitterを見てた。
2人のネタを見すぎて、初めて見たネタやライブが何だったかは思い出せないが、驚いたことはほぼ同じネタをしない!常にネタを作り続けている!というような、ストイック漫才師!!って感じの印象になり、大好きになった。

ユニットライブもいろいろ見たなぁ…
あのストやノーキャーキャー、漫才総本家
が好きやったなぁ…

単独ライブにもたくさんの思い出がある。
ネタはもちろん面白いんだけど、単独でしかあまり見ることができないコントや和田い話し、うろ覚え紙芝居とか腹筋崩壊するレベルで笑ってたな。
和田さんの公開プロポーズを見せてもらったり、客席にはご家族が見に来ていたり、2人の人生に寄り添わせてもらっている気持ちになってた。

アーネストの最後の舞台
大阪ウェルダン芸人
道中、最後のネタ何するんかなぁ…
きっと単独で人気だったあれかなぁ…
と思いながら、向かっていた。
予想的中!!
そして、漫才を見ながら号泣したのは初めてだった。2人の言葉の一つ一つがもう何とも言えない気持ちになり、何で最後やねんって、なんで解散するねんってやっぱり腑に落ちなくて…
でもラスト漫才も最高やった。

2人の漫才を見たくて、いろんなことを頑張ったし、これからも支えにしていくつもりだった。でも、変わらないものなんてなく、それぞれに人生があるように立ち止まるわけには行かない。2人の将来を1ファンがゴタゴタ言っても仕方ないし、言う資格はない。と、わかっているんだけど、今日だけは言わせてくれー!!!嫌なものはやっぱり嫌だ!笑

漫才という形ではもう2人を見ることはできないが、それぞれの方向で頑張る2人を応援し続けていこうと思う。

アーネストお疲れ様でした!
そして、本当にありがとうございました!

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