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推しでも恋でもない、これは「沼」

すっかり冬です。
毎年思うけど秋が1番過ごしやすい季節なのに短すぎる、気づいたら今年も温便座にしてました。
これぐらいの季節になると、どことなく忙しない気持ちになってなんだかソワソワしてしまう現象に名前をつけたい。


最近は思いっきりEBiDAN沼と俳優沼(ドラマ沼)にハマってるなあと実感してます。
まずは10月末に、ドラマ体感予報で知った俳優の樋口幸平くんのカレンダーお渡しイベントに行ってきました。
1部、3部、5部と券の枚数によって特典内容が変わってくるものだったのですが、チケット販売のタイミングで秒殺となり、私は3部券をなんとかゲットできました。
3部券の内容は本人からサイン入りカレンダーを手渡ししてもらえるのと、あとは一緒にチェキが撮れるというものでした。
久しぶりのいわゆる接触イベントだったので、どんな感じなんだろうと前日に開催していた大阪会場に参加した人のレポをXで探していると、どうやらめちゃめちゃいっぱい話せるらしい。。?
元々が根暗で緊張しいの私、この歳になっても恥ずかしながら初対面の人と話す時は尋常じゃないぐらい汗をかくし上手く話せないことが多く(我ながらよく人事できてるよなあといつも思います)、今までの推しとの接触イベントのお話タイムが得意な方ではなかったので何を話そうかめちゃめちゃシミュレーションして臨みました。

ま、実際会うと結局全部吹っ飛んじゃうんですけどね。

いざ自分の番になってパーテーションで区切られた仕切りの中に入ると、当たり前だけどご本人がすぐ目の前に立っていて。
勝手に俳優さんが座っててファン側が立つ、いわゆるK-POPのサイン会みたいなスタイルを想定してたもんだから立ってお出迎え(?)してくれるとは思わずそこでもう頭は真っ白。
元々186cmあると聞いていたし、ドラマイベントで一度会った時もものすごいスタイル良いなと思ってはいたけど、自分の真横に立たれるとさらにスタイルの良さを実感しました。個人的に今まで会った芸能人の方々の中で1番スタイルが良かった気がします。多分10等身ぐらいあった。
チェキもポーズ指定はできないと事前にアナウンスがあったのでどんなポーズで撮ってくれるかなと楽しみにしてたんですが、真横でこんな可愛い顔してるから撮りながら思わずニヤニヤ笑ってしまった。

私の胴あたりまで足だった

そのあとはカレンダーをご本人から手渡ししてもらいながら話す時間だったけど、想像の倍以上に持ち時間が長くてびっくりした、もっと言いたいこと考えておくんだったとちょっと反省しました。
実際に会ってお話すると、圧倒的陽キャだしめっちゃ関西弁で話してくれたのが関西人としてはものすごく嬉しかったです。勝手に学生時代めちゃめちゃモテただろうなーと思いながら帰路につきました。次はどんな作品に出るんだろなと今から楽しみです!


そしてその次の週は、原因は自分にある。(げんじぶ)のライブ【因果律の逆転】に行ってきました。
会場は以前Aぇ!groupのライブの時に行ったぴあアリーナMM。
その時は4階席だったので全体は見渡せたものの距離としてはやはり遠く感じたんですが、今回は2階のスタンド1列目で見ることができました。
目の前に遮るものがなく見れたのでストレスなく見れたし、当たり前ですが前回よりもかなり近く感じ。
PrizmaX以降EBiDANのライブに行くのはこれが初めてだったんですが、今のEBiDANって(げんじぶだけかもですが)推しのパートに合わせてペンラを掲げる方式のようで、長年ペンライトとうちわは胸の位置!と叩き込まれてきた私からするとびっくりな文化でした。
げんじぶの歌割りが個人的には難しくて、なんならライブに行った時点では明確に推し、という推しが決まっておらず箱推し状態で行ったのでペンライトの色から迷ってしまったし、周りの観測者(ファンの総称)のように盛り上がりきれなかったのが少し寂しくもあり申し訳なさもあり。
それでも久しぶりにEBiDANのライブに行けたというのが、ずーっとプリズの解散を引きずってる自分からすると大きな前進というのか一歩前に進めた気がしました。
初めてのげんじぶのライブ、初心者から見た感想ですがきっかけになった杢代くんはリアルで見たらさらにレベチイケメンだったし、元々動画で見てた時から思ってはいたけどげんじぶって全員タイプの違うイケメンしかいなかったです。スタダすごい。
圧倒的ダンスリーダー長野凌大くん、メインボーカルパワフルボイスな武藤潤くん、ラスボス最年少桜木雅哉くん、低音ボイスが魅力的な吉澤要人くん、メンカラ白で白雪姫みたいに真っ白で美しかった小泉光咲くん、ビジュアルから可愛い担当かと思ってたら誰よりもしっかりしてる大倉空人くん。
ライブ中はトロッコに乗ってスタンド近くにも来てくれる演出があったのも楽しかったです。
最後の挨拶で杢代くんが、生きててよかったと涙ながらに語ってたのがとても印象的でした。
私は彼らの今までの歴史を知らないけど、ここに来るまで辛いこともたくさんあったと語ったメンバーがいたように、そしてそれを聞いた周りのファンが涙する姿を見るに、まだ10代後半や20代になりたての彼らがこの場所に立つまでにどんな努力と苦労をしてきたのか、それがどれだけ大変なことかは想像に難くないです。
改めてアイドルという職業を選んでくれたことに感謝したいし、これからもげんじぶは応援したいなと思いました。まずは歌割りを覚えるところから始めます。
そしてライブに行く少し前からファンクラブには入っていたんですが、ライブ後に箱推しにしていた推しメン設定を吉澤要人くんに変えました。
1番ライブで目で追ってたのは吉澤くんだなと思ったし、あとは生で聞く声が好きすぎて、、とはいえみんな好きなことに変わりはないので今後も自分のペースでライブとかに行きたいなと思ってます。

そして、ライブ後に見たインスタで、樋口くんはじめげんじぶと今までお仕事で共演した俳優さんもたくさん見に来ていたことを知りました。(ちょうど目の前向かい側のブロックが関係者エリアだろうなという感じで若い男性が多かったのが見えてて気になってた)
過去に恋愛バラエティーで杢代くんと共演した樋口くんや綱くん、ドラマで大倉くんと共演中の日向亘くん、吉澤くんと舞台で共演した(ドンブラのサルブラザー役)別府くん等々。。こういう共演者のつながりが見られるのもなんか嬉しかったりします。

あと気になっていたライブタイトルの、因果律の逆転。
ライブのテーマ曲、Museum:0を披露する前振りで演出がありましたが、A=Bが実はB=Aでも成り立つ、そしてこのAとBはげんじぶと観測者だ。。みたいな解説があり、僕らがここにいる理由はあなただ、というメッセージに捉えました。
タイトルだけ聞いた時は共依存みたいな関係性を想定してたけど、それとはまた少し違う、お互いが独立してるけど僕らの存在意義はあなたがいるからで、あなたにとってもそれは同じみたいなニュアンスで私は理解しました。こういう世界観好きだなあ。
げんじぶの楽曲は聴いてる自分の状態や気分によって受け取り方が変わる楽曲が多いなと思っていて、歌詞もいくらでも深読みできるしいわゆる考察が好きな私にとってはすごく相性の良い楽曲が多いと感じてます。


あとはこれもまた最近知ったグループが新たに1つあります。
女王蜂のアヴちゃんプロデュースのオーデション番組出身の龍宮城。

オーディションをやっていたのはなんとなく知ってたものの、最近日本でも韓国でも増えているこういうデビューのためのオーディション番組が元々あまり得意ではなくて見られなかったんですが、たまたま動画を見ていたらMVが流れてきて今までの日本のアイドルとはちょっと一線を画しているような楽曲で気になり、今更ながらオーディション番組も遡って視聴。
Sくんのお顔が圧倒的に好きすぎる。。
やっぱりこういういわゆる爬虫類タイプと言うのだろうか、キリッとした目元とシュッとしたお顔がどタイプでした。
あとはメインボーカルのITARUくんのオーディション時からどんどん垢抜けてボーカルとしての自信をつけていく過程とか新曲のビジュアルやアー写がすごく好き。
そしてオーディション中に途中で転入生として入ってきた黎くん(推しの矢花くんと同じ名前の子に初めて出会った)は2007年生まれのまだ16歳。
彼みたいなタイプを天才というのだろうなと思いました。そして彼は努力をする天才。登場した時から圧倒的な実力で周りをねじ伏せるパフォーマンスがめちゃめちゃ刺さったし、レベルが違いすぎて思わず笑ってしまった。所々で挟まれるインタビューなんかを見ると育ちも良さそうでさらにお勉強もできる、まさに文武両道なんだろうなと。。『僕最強』を地でいく人なんだなあと感じました。持って生まれた天性の才能というのだろうか、なるべくしてなったという圧倒的主役感みたいなところがたまらなく好き。
ちなみに彼らもスタダ所属らしい。やっぱり今年はスタダとなんだか縁があるのかもしれません。
楽曲全部好きなんですが、その中でもこれが1番個人的ヒットでした。


げんじぶにハマってからずっとYouTubeのお世話になってるんですが、スタダもといEBiDANは割と他のグループとの交流が盛んだなと思ってます。
EBiDANライブがあったり運動会があったりしてるんですが、この夏のEBiDANライブで公開されたユニット曲?がなんかクセになってこれも最近ずっと聞いてます。
西日本出身者で作ったユニットの曲で、それぞれのメンバーが地元の方言で告白するのが良すぎる。自分も地方出身ながら、関西弁や他の地方の方言が大好きです。方言男子っていいよね。。
各メンバーが地元の方言で告白した後の、「東京は、なんて言うの?」が特に好きです。ライブ映像見てたら会場ではここでファンが「好きだよー!」と返したらしい。最高のC&Rや。。

そしてその中のM!LK(ミルク)の塩崎くんはなんと和歌山県和歌山市出身らしい、同郷すぎるやんか。。
和歌山市観光発信人にも任命されているようで。これは無条件で応援するしかない。
市レベルで同じ芸能人には初めて出会ったので、これからはM!LKももうちょっと覚えていきたいです。


そういえばnoteでは便宜上推しという言葉をよく使ってますが、実は個人的にはあまり今まで使ってきた言葉ではないです。
ジャニオタ時代は〇〇担(担当の略)、K-POPでは〇〇ペン(韓国語でファンの意)、PrizmaXではファンの総称がホリックだったため、〇〇ホリックとか〇〇ホリとか呼んだりしてました。
オタク文化が世間の陽の目を見るようになったというのか、アニメ推しの子の影響なのか、それまで私が使ってきた言葉より推しの方が、オタクじゃない人や会社の人に話すときに受け入れてもらいやすいので使うようにはなりましたが、個人的には推しよりも今の自分のアイドルや芸能人を好きなスタンスだと沼という表現が近しい気がします。
これまた新しく見つけた、げんじぶ主演のドラマテーマがいろんなタイプ別の沼オトコだったこともあり、自分の中でもしっくり来た感じです。
EBiDANのファンは〇〇推しというのかそれとも別の呼び方があるのかそれもわからない状態ではあるけれど、なんか沼の方が抜け出せない感とか気づいたらズブズブに沈んでる感が言い表されている気がして好きです。

ちなみにドラマは、アマプラとU-NEXTで全話見れます。
いろんな沼オトコがありましたが、個人的には第3話のお話し沼と第5話の野良猫沼が特に好きでした。(野良猫沼の吉澤くんがハマり役で、、個人の癖に非常に刺さった)


沼って、あったかくて心地良くて本当に抜け出せないよなあ。。
気づいて抜け出したくなった時にはもう時既に遅し、出られないところまで沈んでしまってたり、、なんて。

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