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春うらら、君は麗らか

気づけばもうまもなく4月です。
春って個人的にはあんまり得意な季節じゃなくて。
何より年々酷くなる花粉症のせいで外に出るのが億劫だし、暖かくなったと思ったら急に寒くなったりとジェットコースター並みに寒暖差が大きくて服装にも悩むし。
あとは入社式に臨む新入社員っぽい子達を見ると入社式というものに縁がなかった自分の新卒時代を思い出して何とも言えない気持ちになります。
いわゆる卒業までNNT(無い内定)だった私、大学を卒業してから最初はバイトとしてホテルで働くところから仕事をスタートしました。
そんな時代から気づけば10年ほど経ち、今や新卒たちの入社式を取り仕切る側になったり教育する立場から振り返ってみたら、入社式に出る機会がなかったことなんて何の関係もなくその後の社会人生活を送れているわけなんですが、とはいえフレッシュな社会人のスタートという意味では出てみたかったなあなんて思ったりもして。本当にないものねだりですね。

そんな個人的にはほろ苦い思い出もある春ですが、今年はなんか幸先良さそうです。
まずはAぇ!group、CDデビューおめでとう!
この1文の重みを改めて噛み締めているのと、この文を書ける日が来るなんてまだなんだか夢を見ているみたいです。
私は結局一般発売も含めてチケットが取れず時間差で知った身ですが、ここ最近ずっと次のデビューは彼らだと言われていたり、外部の企業とのお仕事が増えたりしていく中で昨今の事務所のあれこれやメンバーの脱退だったり怒涛の出来事が続きましたが、京セラドームという大きな会場で、彼らとファンだけの空間で直接メンバーの口から発表されるという発表の仕方もすごく良かったし、その後の関西の先輩グループたちからのお祝いビデオメッセージも良かったし、やっぱり関西の繋がりだったり絆だったりというのは、関東のグループとは違うものを感じます。
自分が関西人だということもあるし、関西のグループを超えた交流なんかを昔から見て感じていたファンからするとこういうのが本当に堪らない。早速ツアーも決まったしデビューシングルの発表やらファンクラブ立ち上げ、公式Xの開設など一気にいろんなことが決まって嬉しい悲鳴をあげています。これから世間に見つかってどんどん活動の幅を広げていくだろう彼らが誇らしく、楽しみで仕方がないです。幸あれ!


と言いながら私的な今年の初現場は今月頭に行った龍宮城のFC LIVEでした。
久しぶりのオールスタンディングで足腰が心配だったアラサーですが、拳を振り上げて楽しんできました!今まで行ってきたアイドルたちのライブに比べて男性ファンが多くて、掛け声が大きめなのも新鮮でした。一体感が堪らなくライブ感があってとても良かった。
そして春ツアーの前にはEPと、表題曲のMVも公開になりました。推しのSくんが毎回ビジュの最高値を常に更新してくるのと、金髪がとても似合っていて今回のビジュも非常に好(ハオ)です。
MVはどことなく海の中とか、竜宮城(御伽話の方)を彷彿とさせるセット、あとKENTくんが乙姫様みたいでとてもキュート。

公式から歌詞が上がってるのもまた良き。

先日から始まった春ツアーの横浜公演にも早速行ってきましたが、EP全曲とても良かった。
去年の音楽劇で聴いてからずっともう1度生で聴きたいと思っていたBLOODY LULLABYとLATE SHOWも思いっきり浴びて、幸せな空間でした。この2曲は本当にライブ映えするというか、盛り上がれる大好きな曲です。
あとは初のトリオ曲SEAFOODもEPで聴いてトンチキソングだと思ってたらライブで見るとめちゃめちゃに可愛くて、、中毒性がすごくて気づくとずっと高まる水産〜とか歌ってる。この曲はRAYくんの年相応の可愛さだったり愛らしさが全面に発揮される曲だなと思いました。途中のギャルピースにやられたオタク。
BOYFRIENDは最年少KENTくんのソロ曲。ライブでは冨田くんが披露してました。冨田くんは去年の劇でも豹変する演技がすごいなと素人ながら思っていたんですが、KENTくんが歌うそれとはまた違う、切なさだったりもどかしさだったりやるせなさとか気恥ずかしさとかいろんなものがギュッと詰まった表情がたまらなかった。あとは今回今までのライブで1番前の方の席で見れたので細かいところまでよく見えたのですが、歌ってる時の表情や眉の動きまで終始魅了されっぱなしでした。
そしてライブ中の、抱きしめて突き飛ばす〜というパートの振付けがとても好きでした。
あとは去年に比べてなんか皆大きく見えるな?と思って公式プロフィールを見ていたら、デビュー当時より皆身長が伸びているらしい(特に最年少組KENTくん&RAYくん)成長期真っ只中ってすごい。そして冨田くんは前から背が高かったですが、今は186ぐらいあるらしい、樋口くんと同じ身長ですが、彼とツーショットを撮った時に横に並んだのでどれだけ高身長か身をもって実感してますが、相当足が長い。なんかまだ伸びそうな気がする。


あと最近は本を読み始めました。
元々読書好きだったものの大人になるにつれて読む機会が減ってしまったり、段々と潔癖が強くなって図書館の本がちょっと苦手になって遠ざかってしまっていたのですが、無性に活字に触れたくなることが増え、電子書籍を色々と購入しています。
エンタメ業界の端くれにいる身としては、というと主語が大きいですが、個人的には原作が最も尊重かつ優先されるべきという気持ちが強いので映像化された作品は原作をまず読むことが多いです。
エッセイ、恋愛小説、推理小説、ミステリー等々好きなジャンルは昔から色々あるのですが、最近特に好きでよく読んでいるのはホラー寄りの作品が多いです。
映像としてのホラー作品は苦手で実はほとんど見たことがなく、ゾゾゾ(youtube)が限界。日本のホラー映画といえばリングとか呪怨が有名だと思いますが、いわゆるワッと驚かしたりするタイプのビックリ系?が苦手なので有名な作品含めホラー映画はほぼ見たことがなく。どちらかというとじわじわくるタイプだったりあとから怖くなる作品が好みです。そして読みながら想像して怖くなるのが好きなので映像作品より本の方が好み。
ホラー作品で言うと最近、松原タニシさんの『事故物件 怖い間取り』や雨穴さんの『変な家』が映画化されていますが、原作しか読んでおらず。雨穴さんは特にYouTubeで他の作品も見ていた頃からこの人は天才だなと思っていました。最後の終わり方が毎回とても好みです。個人的にはこの動画が1番ゾッとしました。

雨穴さんの『変な家』、『変な家2』、『変な絵』も全て読みましたが『変な家2』が特に良かったです。いろんな家の話が最終的に全て共通点があって結びついていくのがなんとも言えない。リアルにこういうことが起こっているかもしれない、と思わされるところも好きです。

あとはつい昨日、こちらの本も読了しました。
タイトルは聞いたことがある〜レベルの知識しかなかったですが、近畿地方出身者としてはどうしたって惹かれてしまうタイトル、そして読み進めていくとこれはどこまでがフィクションなのか、フィクションだよね?と思いたい、(モキュメンタリーというらしい)、いろんなところから集めた情報が結びついていく怖さ、地域に伝わる伝承やネットの時代ならではのストーリー、全て読んでからこそわかる、『見つけてくださってありがとうございます。』という言葉の怖さが堪らなかったです。こういうゾワゾワ来る作品が好みすぎる。

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我ながらアイドルからの振り幅が広すぎるなと思っていますが、推しにキュンキュンしつつ本でゾワゾワしてなんだか上手くバランスが取れてるなと思います(?)
アイドルオタク、本も読む。
年々語彙力の低下を実感しているのと、推しを愛でる時の表現をもっと豊かにしたいというのもあり、どこまで役に立つのかはわからないですが今年は活字に触れる機会も増やしたいところです。

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