吃音相談室しゅん式吃音克服方法②

前回は今頭の中にある言葉を紙に書いていくといいというお話をしました。

読まれた方は実践されたでしょうか?もし、まだ実践されてないのであれば今後の記事を読み進めるよりも先にやって欲しいです。

なぜなら、こういう記事や読書というカテゴリーで大事なのは読むことよりもその後の実践からくるあなた自身の体感がどうだったかどうか?なので。


というわけで今回もお話を進めていきます。


2次障害になる人の考え方のクセとその付き合い方

吃音には発話状態に影響が出るものと、それによりさらに深い悩みを拡げてしまうものがあると思います。例にあげるなら対人恐怖症や赤面症、人によってや鬱やパニック障害等(その他諸々)

これらをまとめて2次障害と呼ぶことにします。

こういった人がいるのではないでしょうか?吃音の症状そのものよりも周りの視線や評価が気になり吃音のことを憎んでしまう。こういった方のために今日はお話をします。

ではどういった人がこのような状態になるのでしょうか?答えはズバリ、完璧主義な思考の持ち主の方です。

完璧主義というのは何事にも真面目で手を抜けないような性格をいいます。また少しでも欠点があると気になってしまったり罪悪感を持ってしまったりというものです。吃音者の人に多いかなと思います。

この考え方ってストレスたまります。少しのことですごく気になってしまい、頭から離れなくて本当に必要なことに集中できなくなる状態にさせるからです。なので私は完璧主義を捨てることをオススメします。

良い意味で適当になるということです。これを嫌う方はいるかもしれませんが。

なぜそれをオススメするかというと、吃音克服方法と聞いて読みにきたあなたは吃音はあなたによってとても重要なことだと強く思っているからです。それが重要であればあるほど上手くいかない時に深く悩むことになるからです。この負のループを取り除くために完璧主義を手放しましょう。今回はそんなお話になります。

では、どうしたら良いのか?という話になりますよね。これからお話をしていきます。

※このような言葉を(アドリブ追加変更可)身体の力をゆっくり抜いた状態で話してください※

「まあ、別にいっか。上手くいこうがいかまいがどうでもいいよ。」

何回か言ってみてください。何だか全身の力が抜けて心地よくなってくると思います。この心地よい感覚を深く味わってください。

楽にならないという人はまだ力を抜けきれていないかもしれません。そういう方は何回もやってみましょう。いずれ楽になってきます。

もちろん。自分の目標や達成したい事がある人はあきらめずに進んでください。ですがその反面、苦しさを感じたり悩みが深くなってしまう事になってしまいそうだなという感情が芽生えた時、上記のフレーズを言いながら考え方として浸透していきましょう。

このように考えると吃音で必要以上に緊張しなくなり、不安に駆られる事がなくなってきます。

なぜこのような考え方を推すのかというと、悩む人っていうのはほとんど極端な考え方を持っていて、そこに固執するがゆえにバランスが取れなくなってしまっているからなんですよね。しかも深い沼にハマってしまうがのごとくに。


この状態から抜け出すためには、先ほどいったどうでもいいという考え方を浸透させて、自分に許可を出してあげれるようになるという事なんです。

ちょっと適当な考え方をあなたも取り入れてみませんか?

そうするとあなたに引き出しが増えるでしょう。

今日はこの辺で終わります。次回ご期待ください。

ではまた〜

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