世界中の全ての人が吃音症だったら?


世界中の全ての人が吃音症だったら、吃音症って世の中にとってどういう立場だと思う?

みんながどもって話すのが当たり前。
みんながどもっても普通にしているのが当たり前。
みんながどもっても誰も笑わないし気にしない。

じゃあ、逆にそこにどもらずに話す人がいたとしたらどうだろう?

どもってない自分を恥ずかしいと思う?
どもってない事をバカにされると思う?
どもってない事を笑われると思う?

この世の中にある社会通念は

「みんなと同じ=普通」
「みんなと違っている=ダメな事」

と言う思い込みが強くある。

だから、ダメだと思われないように、普通であろうとする。

だから、人と違う部分を自分に見つけると、自動的に自分を責めてしまう。

だけど、上記の内容を見たらわかると思うけれど、普通と言うものは普遍的なものではない。

状況が変わればカンタンに変わってしまう曖昧なもの。

だから、あなたの目の前に広がっている「普通」も本当はカンタンにかわってしまう曖昧なものなんだ。

昨日まで好感度が高かったタレントだったのが、スキャンダルで好感度がなくなったり、好感度がなかったタレントが良い事をしたと言うニュースが出て好感度が一気に上がったり。

このように普通だと思っていた事が一夜でひっくり返る事がある。

だから、普通である事にこだわる必要なんかないんだ。

普通じゃないと自分を責める必要もない。

だって、今目の前に見えている普通はいつか変わる曖昧なものだから。

だから、普通であろうとしなくてもいい。

普通に固執しなくてもいい。

普通と言う事に縛られるよりも大切な事は

自分が心から笑っているか?
今の自分の事が好き?

こっちの方が普通である事より大切なんだよね。

最後まで読んでくれてありがとう。吃音症で悩んでいるあなたの心が軽くなりますように。