つるが譚〜3章〜
目覚めてから初めての新年を迎えたふたり。
初夢は伏見のお稲荷さまに呼ばれた夢でした。お稲荷さまの御姿を眼にすることはありませんでしたが、狸なのに狐の眷族達に恭しくもてなしを受けるタキを見て三狐は嬉しくなりました。いい一年となりますように♪
ご信心が300となった事を大神下前神社のお稲荷さまに報告すると
ふたりはスキル 分霊の祷り(わけみたまのいのり)を授かりました。
御霊分け 本来のそれは神様の御霊を分け宿らせること
「自分の御霊を分けるなんて、神様みたいで気恥ずかしいですが」
「でもこれで分身にもキツネ玉を探してもらえますね🍃」
こうしてふたりのわけみたまを宿したアクキーという名の分身達は全国の眷族の元へと旅立って行きました。お出かけしながらキツネ玉を探して、いつか敦賀にきた時にその記憶を見せてもらう⭐︎ご眷族さまならきっと協力してくれますよ♪
でも結局、敦賀に来てもらわないとダメなんですね🍃あはは💦
続いてご信心が400を超えたことで、キツネ玉の痕跡や気配が近くに来ればわかるというスキル「訶利訶の目」を得たらしいのですが…一度も感じたことがないので、これは嘘か誠かわかりません💧
そして夏になり、
ご信心が500に届こうという頃、どこからともなく見知らぬ画像が届くようになりました。どこか不吉な印象のする2枚の絵。
ひとつは身を寄せ合いうずくまるふたり
もうひとつは不許可の文字が見えるメモのようなもの
これは神様のお告げ?それとも誰かの心象なのでしょうか。
最新のお話はTwitterで進んでいますが、 振り返れるようにnoteでまとめ記事にしています。