つるが譚〜2章〜
三狐が目覚めて3ヶ月、ふたりは百のご信心が頂けたことを氣比神宮境内のお稲荷様に報告に来ました⭐︎伏見のお稲荷様に届くといいですね♪
すると数日後、お稲荷様から授かった石を通してお告げがありました。
ふたりはイルカの神様に心当たりはありませんでしたが
「入鹿魚といえば…古事記に伊奢沙別命が誉田別命に献じた魚が「毀鼻入鹿魚」(鼻のやぶれたイルカ)とあったような」とタキが言いました。
じゃあ、伊奢沙別命(氣比之大神、御食津大神)がイルカの神様なのでしょうか?氣比神宮境内に荒魂を祀った伊佐々別神社もありますよね⭐︎
お稲荷様の仰るイルカの神様なのかわかりませんがお祈りしましょう☆
そして来る日も来る日も参拝をつづけ、百日詣でを無事に済ませました。
三狐様のキツネ玉がみつかりますように♪
それからまた百日が過ぎた頃、ふたりは同じ夢を見ました。
霧の中から声がします。「あがなをもちてみこのみなにかへまくほし…」
それは古事記で見た氣比之大神の言葉「吾が名をもちて御子の名に換へまく欲し…」のように聞こえました。
吾が名は吾が魚(な)と云われ、多くの入鹿魚を岸に打ち上げ献上した氣比之大神は、御子 誉田別命(のちの応神天皇)から御食津大神という名をいただいたと云うものです。
「三狐様⭐︎これは私たちに名や貢物を献上すれば代りに現身に戻してくださるということかもしれません🍃」
「そうなんでしょうか…でも私たちにそんなこと」
「むふふ⭐︎ちょうど中鳥居修繕の奉賛を募って芳名板に名も掲げられます。ここはひとつ眷属だけでなく駄目もとでヒトにもお願いしてみませんか🍃」
そうして賛同いただける御眷族様を募りながら、奉賛金を奉納するに至り
11月7日 芳名板に「角鹿三狐・タキ 眷族一同」の名が奉納されました。
にはは🍃マジでやっちゃいましたよ♪
さて これで入鹿魚の神様に”みこのみな”を奉納できたのでしょうか?
また託けをいただけるまで不安は残りますが、今日もゆらゆらお務め頑張りましょう♪
最新のお話はTwitterで進んでいますが、 振り返れるようにnoteでまとめ記事にしています。