自分を愛するためにすべては起こる

プロセスがすすみ、身体の症状や人の反応が気ならなくなってきた。
そんな穏やかな日常を送っていた矢先、人間関係でびっくりすることが起きた。
やっと最近起こったトラブルを乗り越えて解決した気になっていたのに、心はわさわさしていた。
「解決したと思っていたことがまた起こる、ということは、なにか自分に課題があるのでは」
そう思って仲村佳織さんのセッションに申し込んだ。
最近の私はエネルギーが軽くて、特に問題はないけれど「セクシュアリティ」が課題らしい。
女性性の解放がなんとなく自分のテーマのような気がしていたので、驚きより納得のほうが大きかった。
セッションを受けていて、「あ、自分の自信のなさや否定が、あの人を引き寄せたんだな」という気持ちになった。
すべては写し鏡のようなものだ。
自分を否定するのをやめたら、会社できこえていた悪口がぴたっと止まったことを思い出した。
セッションが終わったあと、なんとなくガンガジやエックハルト・トールの本をひらいてみた。
人間がかかえる傷のことが書かれていて、
「すべては自分だし、自分を癒して愛するために、事は起こるんだ」
と悟った。
その瞬間、「私はあの人のあの態度に傷ついていたんだ。そして、それを受け入れてもいいんだ。傷ついてもいいんだ」とはじめて自分が傷ついていたことを認めることができ、涙がでた。
傷やかなしみも、よろこびも全部、大事な贈り物だ。
その傷を癒すために、それを浮上させる出来事が起こるし、そういう人を引き寄せる。
それも全部愛なんだ。
世界はなんてやさしいんだろう。
そして、愛にあふれた世界は、自分自身そのもので、私は努力しなくても自分をずっと愛していたし、私はずっと許されていたんだ。
これから私は、自分が世界から学んだこと、贈り物を表現していくような気がする。
そして、それも努力ではなく、自然と展開していく。
私は世界を信頼して生きていく。

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