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リゾートワールド$8-$16ミックスキャッシュゲーム一覧

みなさんこんにちは、人生初めて海外でのミックスキャッシュを勝ち越してますますミックスの虜になるきつまるです。

先日WSOPでラスベガスに行き、その際リゾート・ワールド・ラスベガス(en : Resorts World Las Vegas)のカジノ(以下、リゾワ)で$8-$16のミックスキャッシュゲームをプレイしてきました。
リゾワ自体はBellagio、Caessars Palace、HorseshoeやParisなどからUberで10分位(約$10〜$15)で着きます。

今回は実際プレイしてきた$8-$16ミックスゲームのラインナップを紹介します。
実際リゾワでミックスゲームを打つ予定の人や、ミックス好きな方にこんなミックスゲームがあるんだなと参考になれば幸いです。

※実際にプレイした順番とは違い、説明のために順番を一部入れ替えてます。

前提

まずラインナップ紹介の前に、開始時間やミックスキャッシュの平均的なBuy-in額について説明します。

リゾワの$8-$16のミックスゲームは毎日13:00に開かれます。開始前から予約がいっぱいになってることが多いので、早めに打ちたい人は13:00前に行って予約することをお勧めします。

Buy-in額は大体20BB~25BBで入ることがミックスキャッシュ全般多いようです。
8/16のレートだと、$300(約18BB)〜$400(25BB)で入る人が多かったです(きつまるは毎回$400でBuy-inしてました)

ちなみにリゾワではないですが、$20-$40のミックスキャッシュを打ってる友達に聞いたら、20/40は$1,000(25BB)で入ることが標準的とのことなので、ミックスキャッシュを打つ際バンクロールの参考にしてください。

それでは、本題に移ります。

ブラインド

・レート:$8-$16
・Limit:SB/BB-$4/$8
・Stud:$1-$2-$8-$16
・rake:10% $5cap

①Badugi

  • Drawゲームで、最初4枚配られます

  • 手札4枚で異なるスートかつ異なる数字で作る役を「Badugi(バドゥーギ)」と呼び、なるべく低い数字4枚でBadugiを作ったプレイヤーが勝ちです(ナッツはA234r、r = レインボー)

  • Badugiが完成せず、3枚の異なるスートでできる役を「ダイ」もしくは「tris(トリ)」と呼びます(※)

    • ※:日本では「ダイ」と表現することが多いです

  • ダイ同士の勝利条件はBadugiと同様、なるべく低い数字の3枚を持ってるほうが強いです

  • Badugiとダイ同士の勝負であれば、Badugiの勝利になります。

例えば
・A367rとA457rのBadugi同士は、同じ7バドなので、7の次に数字が低いほうの勝利です(この場合はA457の勝ち)
・A367rとA366rの場合はA367rの勝ちになります(レインボーでも同じ6が重なってるとBadugiとはならず6ダイになりますのでご注意下さい)

②2-7TD

  • Drawゲームで、最初5枚配られます

  • 手札5枚でNLHEの役の中で、最弱の役を作ったプレイヤーが勝ちです(ナッツは23457のフラッシュが完成してないハンド)

  • 23458とかが完成した場合、NLHEだと8ハイと言いますが、2-7TDの場合は8ローと表現します

例えば
・23458 と 23468は同じ8ロー同士なので、8の次に低い数字が低い方の勝ちです(この場合23458の勝ち)
・2345A と 22345はAローと2のワンペアで2345Aの勝ちです(2-7TDの場合2345Aはストレートにならず、Aローとなります)

③Badeucey(バデューシー)

  • Drawゲームで、最初5枚配られます。

  • 手札5枚で、Badugi + 2-7TDの役を同時に勝負するスプリットポットゲームです

  • Badugi単体ゲームだとナッツはA234rですが、BadeuceyのBadugiナッツは2345rとなるので注意してください(Aは弱いです)

    • 2-7のナッツは当然23457のフラッシュ完成なしハンドです

  • Badugiが完成していない場合はダイ(tris)同士で勝負します

例えば
Aさん:2♧3♢4♤5♤8♡、Bさん: 2♤3♧4♡5♢9♧ の場合
・Aさんは8バド/8ローとなり、Bさんは5バド/9ローとなります
・この場合はAさんが2-7側で勝ち、BさんがBadugi側で勝ちなのでチョップとなります

Aさん:2♧3♢4♤5♤8♡、Bさん: 2♤3♧4♡5♢7♧ の場合
・Aさんは8バド/8ローとなり、Bさんは5バド/7ローとなります
・この場合はBさんが2-7側でもBadugi側でも勝ちなのでスクープ(ポット全部を取ること)となります

④Badacey(バデーシー)

  • Drawゲームで、最初5枚配られます。

  • 手札5枚で、Badugi + A-5TDの役を同時に勝負するスプリットポットゲームです

    • A-5TDは、手札5枚でなるべく低い数字を集めたプレイヤーが勝ちのゲームです(A2345がナッツ、ストレートとかフラッシュとかは関係ありません)

  • BadaceyのBadugi側のナッツはA234r、A-5側のナッツはA2345です

  • Badugiが完成していない場合はダイ(tris)同士で勝負します

例えば
Aさん:A♢2♤3♧5♤7♤、Bさん:A♧2♡3♡5♧6♢の場合
・Aさんは3ダイ/7ローとなり、Bさんは6ダイ/6ローとなります
・この場合はAさんがBadugi側で勝ち、BさんがA-5側で勝ちなのでチョップとなります

Aさん:A♢2♤3♧5♤7♤、Bさん:A♧2♡3♡5♧6♢、Cさん:A♡2♧3♢5♡6♤の場合
・Aさんは3ダイ/7ロー、Bさんは6ダイ/6ロー、Cさんは6バド/6ローとなります
・この場合はCさんがBadugi側で勝ち、BさんとCさんがA-5側でチョップとなります(ポットが4000点あったら、Cさんがまずポット半分の2000点を獲得。その後半分の2000点をBさんとCさんで分けます。最終的にはCさんが3000点、Bさんが1000点獲得となります)

※ちなみに、BadeuceyとBadacey どちらがバド+2-7だっけ?どちらがバド+A-5だっけ?と慣れないうちはなりますが、下記のように覚えると覚えやすいと思います。
・Ba"deuce"y = Ba"d"ugi + D"euce" to Seven
・Ba"dace"y = Ba"d"ugi + "Ace" to Five

⑤Arche(Hi:99、Lo:8)

  • Drawゲームで、最初5枚配られます。

  • 手札5枚で、手札の中でNLHEの最高役とA-5を同時に勝負するスプリットポットゲームです

  • ただし、ハイ側はペア9以上、ロー側は8ロー以下でクオリファイ成立です

例えば
Aさん:A2346、Bさん:34567、Cさん:KKKTTの場合
・Aさんはハイ側役なし/ロー側6ロー、Bさんはハイ側ストレート/ロー側7ロー、Cさんはハイ側フルハウス/ロー側役なしとなります
・この場合Cさんがハイ側で、Aさんがロー側でポット獲得となります

⑥Stud8/3 card draw

  • Studゲームで、最初(3rd)裏向き3枚+看板1枚配られます

  • 7thまでカードが配られた際に、NLHEでの最高役とロー役を同時に勝負するスプリットポットゲームです

  • ただし、ロー役は8ロー以下でクオリファイ成立となります

  • 3rdのBing inは、通常のStud8と違いRazz同様のハイ側になります(K♡とK♤がいた場合は、K♤がBring in)

  • 3rdのアクションが終わったら、4thに行く前に手札1枚の不要カードを裏向きで捨てて、あとは通常のStud8同様進行します(4th以降のアクションも看板のハイが強い方から)

⑦Hi-Lo Regular/3card draw

  • Studゲームで、最初(3rd)裏向き3枚+看板1枚配られます

  • 7thまでカードが配られた際に、NLHEでの最高役とロー役を同時に勝負するスプリットポットゲームです

  • 先ほどのStud8/3 card drowと違い、ロー側のクオリファイ条件がないゲームとなります

  • 3rdのBing in ルールや4th以降のゲーム進行はStud8/3 card drowと同様になります

⑧Razzdeucey2-7/3card draw

  • Studゲームで、最初(3rd)裏向き3枚+看板1枚配られます

  • 7thまでカードが配られた際に、Badugi役と2-7役を同時に勝負するスプリットポットゲームです

    • イメージとしてはRazz進行のBadeuceyをやるイメージです

  • 3rdのBing inはA→K→Q…の順です(A♤とA♡がいた場合、A♤がBring in)

  • 3rdのアクションが終わったら、4thに行く前に手札不要カード1枚切って、あとはRazz進行でゲームが進んでいきます

⑨Drawmaha

  • Community card + Drawゲームで、最初5枚配られます

  • 最終的にボード5枚開かれ、手札5枚でNLHEの最高役とボードから3枚手札から2枚使った最高役を同時に勝負するスプリットポットゲームです(ボードから必ず3枚、手札から必ず2枚使う必要があるのでご注意ください)

  • プリフロップ〜フロップのベットアクションまで通常のCommunity cardゲームと同様で、ターンに行く前に最大3枚まで手札を変えれます(変えなくてもOKです)

  • ポジション順に手札変更枚数を確認したら、(バーンカード刺して)ターンカードを開いてから、ポジション順にドロー枚数分配ります

  • それ以降はリバーのアクションまでCommunity cardゲーム同様です。※Drawmaha系のゲーム全般的にターン前の手札最大3枚変更ルールは全て同じなので、以降のDrawmahaゲームもフロップアクション後に最大3枚変更可能と思ってください(このゲーム以降は記載省略します)

    例えば
    Aさんの手札:「AAKK5」、Bさんの手札:「AQ844」(お互い手札でフラッシュ目なし)、ボード:QQJ J Tの場合
    ・Aさんは手札役がAAKKの2ペア/ボード役がストレート(AKQJT)、Bさんは手札役44のワンペア/ボード役Qのトリップス(AQQQJ)です。(手札から使っているものを太字にしています)
    ・この場合、Aさんが両方スクープとなります
    ※手札から必ず2枚、ボードから必ず3枚使う必要があるため、BさんはQQQJJのフルハウスにならない事を注意してください

⑩Drawmaha Hidugi

  • Community card + Drawゲームで、最初5枚配られます

  • 最終的にボード5枚配られ、手札5枚中4枚使ったHidugi役とボード3枚手札2枚使ったハイ役を同時に勝負するスプリットポットゲームになります

    • Hidugiとは、同じ数字が重なってもOKの手札4枚で異なるスートを揃え、かつその4枚バドがNLHEの役として強いプレイヤーの勝利です

    • 例えば、「A234r」と「AKQJr」は、通常のBadugiだとA234rが勝ちですが、Hidugiだと「AKハイ」のバドとなりAKQJrの勝ちです。同様に、「AKQJr」と「AA23r」 はAAのワンペアバドが勝ちです。

    • ゆえにバドの強い順としては、ハイカードバド<ワンペアバド<ツーペアバド<3カードバド<クワッズバドとなり、HidugiナッツはAAAArのクワッズバドです

⑪Drawmaha2-7

  • Community card + Drawゲームで、最初5枚配られます

  • 手札5枚で2-7役と、ボード3枚手札2枚使ったハイ役を同時に勝負するスプリットポットゲームです

⑫Drawmahadugi(A-4)

  • Community card + Drawゲームで、最初5枚配られます

  • 手札5枚中4枚使ったBadugi役と、ボード3枚手札2枚使ったハイ役を同時に勝負するスプリットポットゲームです

    • Hidugiではなく、通常のBadguiです

⑬5cardオマハベストベスト/ダブルボード

  • Community cardゲームで、最初5枚配られます

  • ボードが2つ(上のボード、下のボード)に開かれ、2つのボードでベストハイ役とベストロー役(8ロー以下成立)を同時に勝負するスプリットポットゲームです

  • ハイ/ロー共に、ボードから3枚手札から2枚を必ず使う必要があります

※参考程度にですが、仮に8人でプレーした際はリバー開く際のデッキ残り枚数が2枚なので、バーンを刺さずにそれぞれのボードでリバーをひらきます

例えば
Aさんの手札:「A2TKK」、Bさんの手札:「A47TQ」、Cさんの手札:「4588J」、
上ボード:88623
下ボード:QQ743 の場合

・Aさん:ハイ役(下)KKQQの2ペア/ロー役(下)7ロー
・Bさん:ハイ役(下)QQQ77のフルハウス/ロー役(上)6ロー(6432A)
・Cさん:ハイ役(上)8888のクワッズ/ロー役(上)6ロー(65432)
となります。

ハイ役/ロー役どちらもベストの役を作ったプレイヤーの勝利になるため、ベストハイ役はCさんのクワッズ、ベストロー役はBさんの6ローとなります。

Aさんのように、普段ボード1つだとA2を持って作った7ローは強いですが、あくまでボード2つに対して作られるベスト役のため、今回のケースはポットを取れませんので要注意です。

同じようにBさんのフルハウスも下ボードではハイナッツですが、今回は上ボードでクワッズを持ってるCさんがいるのでハイ役では負けとなります。

⑭Big-O

  • Community cardゲームで、最初5枚配られます

  • 先程⑬のボードが1つになり、ボード3枚手札2枚を使ってハイ役とロー役を同時に勝負するスプリットポットゲームです。

    • FLO8の手札が5枚バージョンと考えてOKです。

⑮Crazy pineappleハイロー8/B

  • Community cardゲームで、最初3枚配られます

  • プリフロップのアクション後、フロップが開かれたら手札1枚を捨てます。

  • その後はリバーまで通常にアクションし、最終的にハイ役とロー役(8ロー以下成立)を同時に勝負するスプリットポットゲームです

⑯Badugiハイロー

  • Drawゲームで、最初4枚配られます

  • ゲーム進行は通常のBadugiと同様ですが、その中でハイローのスプリットポットゲームです。

  • ハイナッツBadugiはAKQJr、ローナッツはA234rです。

以上、16種類のゲームを6ハンド交代でプレイします。

なお、今回きつまるはプレイしなかったですが、$8-$16以外にも$4-$8や$80-$160レートのミックステーブルもありました。
他テーブルのゲームは確認できていないため、次回行った際にプレイしたらnoteに書きたいと思います。

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