見出し画像

言葉遊びは、高度な能力!

「ちょっと前に、少し、話題になりましたよねー!」

「”オヤジギャグかるた”なーー!」

「”あ”が、確か、アイムソーリーひげソーリー!」

「あまりにも古典すぎる!」

「なんか、懐かしいっていうか、もうそんなの通り越して、こう古典の香りまで漂ってきますよね。」

「ふむ、他にはどんなんあったっけ?」

「ぶどうをひとつぶどう?」

「ギャハハハー! ”とうさんの会社、とうさんだー”」

「それは、今、笑えませんよ、姫。」

「そうかぇ?しかし、”ダジャレは文化”じゃよ。」

「まあ、それは認めます。」

「ポール・マッカートニーだって、いろいろ歌でも言葉遊びしてるけど、だいたい、リバープールあたりの田舎のオヤジギャグが元だったりする!」

「あー”goodnight tonight” なんて、オヤジギャグっすね、多分。」

「"You can say anything, but don't say goodnight tonight" なんて、な、田舎のオヤジに語り継がれたオヤジギャグの匂いがプンプンする。もちろん、生でなくソフィスティケートされた形で出してるけどな、ポール、天才で、かつ、詩を書くという意味でもプロフェッショナルだしな。」

「英語だとなんでもカッコ良く見えちゃう日本人にも、冷静になれば、わかりますよね。」

「まあ、本人のポール自身が、”俺の言葉遊びはリバプールのオヤジギャグ”、みたいなことを言ってるからなー!」

「 意味的には、Tonight is a good night, and you, therefore, don't say "goodnight" ですね。昔から、言ってたんでしょうね、おじさまたち、ふふふふふ!」

「そうじゃなー!”とぅな〜〜い、グゥッどなーいと! そー、どんセーい、グゥなーい!!!!!”とか叫んでるおっさんの姿が浮かんでくるもんなぁ。」

「言ってたんだろうな!『いい夜だから、おやすみって言わないで!』は、日本語だと、別になんでもないからな!」

「抽象的な言語能力は、ホモ・サピエンスの獲得した最大の武器ですからね!」

「日本でも、日本語ならではのオヤジギャグ的な楽しみ、いっぱいあったよな。」

「あー、昔の高校生クイズでも、”インド洋にインド・カレイがいる!?、○か×か!?” とかありましたよね。」

「これも日本語以外だと別に面白くもなんともないよな、さっきのとはレベルが違うけど。」

「”言葉”だけで遊べる、これは実はとても高度なことですよね。」

「だいたい笑うってのがかなり高度な活動な上に、抽象的な言語活動が笑いに繋がるのはもう、かなり次元が高い技じゃな!」

「だから、落語・漫才って、実はすっごい高度な技ですよね。また、M-1とか、楽しみにしましょう。」

「漫才は、やはり、言葉で遊んで笑わせて欲しいな。」

「そう願いつつ、今日はおしまい!♡♡♡」

「奈良、平安の昔から、”言葉遊び”はありますね。」

「『世の中は、澄むと濁るの違いにて、刷毛に毛があり、禿に毛が無し!』なんてな、平安からある狂歌じゃったかな?」

「あはは!高度ですよ、高度!wwwww」

「人の文化的活動は、言語に支えられておる。この進化に感謝せねばのう!」

「ははは!!楽しいですねー!!!」


参考文献:




https://amzn.to/3bNdnjJ







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?