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テレビのたのしさ
先日、
雑誌に詩を投稿しようとしたところ、
規定書式にあてはまらず、
書き直し再送いたしましたが、やはり
先方のしめす条件にかなわなかったので
取り下げたことがありました。
投稿が目的というより、いろんな方に
読んでもらいたいという気持ちなので、
此処に掲載いたします。
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title『テレビ』
家族で見るものだから
一人暮らしになってから
テレビを見ていない
面白いとか
めずらしいとか
よかった今、これ観てて
という
知らせてあげたいイイことや
楽しいことが
多すぎて
知らせてあげたい人が
いなくなってからは
見ていない
それでも
ずっとずっと
在り続けて
みんなを楽しませて欲しい
消したままのテレビに向かい
自分の勝手な思いが
心の中で言っている
まだ
息が苦しいから
もうすこし
待っててね、と
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テレビの電源を何ヶ月も入れないことは
人生のなかで一度も無かった事で、
サッカーワールド杯もWBCも
今回初めて全然観なかった、
自分でもなぜ見られないのか
分からなかった…
その理由を考え、文字にしたところ、
上記の作になりました。
スポーツのテレビ放送のあと
感動しているたくさんの人を見て、
テレビが
みんなを楽しませていると、
時代の変遷とともに
色んなものに何かを
絡めとられているだろうけれど
まだ、そういう時もある、と。
そう思うと、
テレビに限らず、
希望を感じます。
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