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育児の大変さの網羅。みんなキャパと耐性が違う。

育児期間(仕事をしながらの父親の立場)を過ごしてみて、育児の大変さと大変でなさを感じました。そして1歳差育児に突入して、○歳差育児について感じたことを最後に書きます。



育児の大変さの整理

身体のキャパ

1、睡眠不足ストレス(何度も起こされる、夜中に長時間だっこをする。)

2、体の痛みストレス(腱鞘炎、筋肉痛、腰痛。)


心のキャパ

1、拘束時間の拡大ストレス。一人時間や夫婦時間の喪失

2、初体験、初挑戦に伴う不慣れ失敗ストレス。

3、称賛や褒美のない、やって当たり前できて当然ストレス。

4、勝手気ままで、思う通りにいかない話や理屈の通じないストレス

5、金銭不安ストレス。学費や食費増加への不安⇒仕事のプレッシャー増。

6、育児観の相違による夫婦喧嘩、方向性相談調整ストレス。

7、全ストレスで夫婦関係家庭雰囲気が悪化し、そこからくるストレス。


育児が大変と呼ばれる要素を網羅してみました。育児でストレス(負荷)が増加して、その分負担が増えるわけです。ただし、個々人に許容量があって、耐性もそれぞれ違います。どの項目も平気な人は、育児をものともしないでしょう。

睡眠不足が平気な人。筋骨隆々で体格が良くて赤ちゃんの抱っこぐらいじゃへこたれない人。拘束時間が長くてもノルマやプレッシャーの少ないストレスフリーな仕事を楽に感じる人もいる。失敗も楽しい。新しいことに挑戦する私スキみたいな人もいるし。誰に認めてもらったりしなくても、給料がでなくても自分で自分を励まし少しの喜びを見出す肯定力の強い人もいる。(以下略。)

ノルマやチャレンジの圧が強い職場にいて、それに向いていない性質の男性なんかは、仕事より育児の方が楽だ(楽そうに見える)。と言いやすいのかもしれません。その人は育児の方が向いているのかもしれません。




実体験・感想

私は、睡眠不足は1か月で慣れ。腱鞘炎気味ながらなんとかかんとか。一方で、心のキャパのうち、自分の時間が全く確保できなくなることに強いストレスを感じ、また、完璧主義(失敗怖い)の傾向があるので、十分予習してもはじめてのことへ立ち向かう強いストレスを感じました。しかし、1年が経過して、自分の時間がないことはいつのまにか当たり前になり、いくつもの初挑戦を済ませて、今ではずいぶん育児ストレスとは無縁になりました。

妻の方は、睡眠不足が最大のストレスのようでした。今もそうです。夜中育児対応をしているとすごく感謝されます。あとは、心の各ストレスもちょこちょこあったようでした。ケンカもありました。

正直その状況になってみないと、自分のストレス耐性はわからないかもしれません。が、


3、やって当たり前ストレスに関しては拙記事でも書きました.。

分担ルール化しないことで、互いの頑張りを互いに助け合い感謝しあう好循環を作ることで解決できますし。


6、育児観の違いストレスについては、生まれる前からでも話して相互理解できるところなので、余裕がある二人のうちに色々話しておけばストレス軽減になるかもしれません。





○歳差育児について思うこと

1年経過して、二人目も生まれた。1歳差育児に絶賛取り組んでいます。二人になったことや取り分け離乳食の導入やら、色々負荷は増えているのに、育児ストレスは減っています。妻の方も、1人目の時より、精神状態は安定しています。大変だと思うところは人それぞれで、それがいずれ大変じゃなくなるかの時期も人それぞれだと思います。

では最後に、○歳差育児は、誰を我慢させるのか問題に等しいと思ったことについて書こうと思います。



◆1歳差の場合   妻 新生児の我慢↑↑↑  

1歳の手がかかる動き回る子供と、動かない泣いたりぐずる新生児の組み合わせの場合、新生児の対応やケアが後回しになること。本当は静かにしてあげたいのに上の子が賑やかにすること。そんな状態環境に妻を置くこと。というわけで、1歳差だと、妻と新生児に我慢負荷を強いることになります。



◆2歳差の場合   妻 2歳児の我慢↑↑↑から新生児の我慢↑↑↑

2歳になり言葉や意思疎通ができるようになる。お兄ちゃんお姉ちゃんなんだからと期待して、新生児をついつい構いがちになる。後回しにされる2歳児。赤ちゃん返りやイヤイヤの増加が発生。また絶賛外で遊びたい出かけたい盛り。でも、新生児連れで思うように出かけられない⇒駄々をこねる。最終的には1歳差育児のように新生児を我慢させる流れになりそうです。



◆3歳差の場合   3歳児の我慢↑↑↑

3歳にもなればもっと意思疎通が取れるし、我慢も多少は覚えてくる頃だと思います。新生児の世話や新生児のおかげでできなくなる遊びなど、上の子に我慢の負担が来ます。1人の子供+新生児というわけで妻の負担増加はそれほどではないかもしれません。○歳差があがっていくほど、この傾向は強くなり、小学校低学年の6,7歳差以上でより上の子に手がかからなければ、新生児育児の負担増のみになるでしょう。





最後に

○歳差育児についてのメリデメ一覧から、何歳差がいいか!?みたいな特集記事がありました。それを読んだ時、赤ちゃんや子供を一番に置きたいので、大人から見るメリットデメリット、育てやすいやキャリアよりも、もっと土台部分、育児の大変さとか○歳差育児の大変さ(誰を我慢させてしまうか)ついて、考えた方がよさそうなのにと思いました。そこの方針が決まってから、メリデメの検討かなと。車を買う時にもメリデメよりまず予算とか用途とか条件の大枠の方が大事じゃないですか。


個人的には1歳差が1番。かなり年の離れたが次、3歳差が次、2歳差育児が最悪に思います。上の子供の我慢度合の順です。


親の興味関心がうつり、かまってもらえなかったり、やりたいことを手が足りないという理由で制限されてしまう。我慢させてしまう。その意味をうまく理解できない。1歳差ならば、そこまで複雑な感情や自我が芽生える前なので、我慢しているという感覚は少ないのかなと思います。そして、年が離れていればいるほど、実際の我慢量が少ない。次は、3歳差で我慢はそこそこさせられるけど、気持ちや考えを親と意思疎通して、無理な我慢や過度の我慢に繋がる前に、解消するチャンスがある。最悪なのが、我慢量もMAX、我慢したくない時期MAX、我慢がなにかもわかってないMAXの2歳差かなと思いました。


余談ですが、私は末っ子です。上の兄弟を我慢させた部分もありながら、一人目をかいがいしく育てていた時よりも絶対に、後回しにされたんだろうなぁと2人目を育てながら、思う今日この頃です。


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