私最近、嫌~な夢を見たんですよ。 つい一昨日の事です。あの日は凄い熱帯夜で、寝苦しかったじゃないですか。電気代節約のために夜はエアコン付けないようにしてて。扇風機一台で暑さに悶えながら、30分くらいかけてようやく眠りに就いたんです。 そしたらなんか、妙にリアルな夢を見ちゃって。 蝉の声がジージーと鳴り響く田舎の、どこの誰の家かも分からない和室に座ってるんです、私。 玄関入ってすぐの和室で、仏壇を前にして座布団に正座してるんです。頭は動くんですけど、体は動かなくて
「精霊馬」って知ってます? そうそう、仏壇とかに飾ってあるキュウリとかナスとかに4本足をつけたやつです。お盆に帰ってきたご先祖様や亡くなった家族が、お盆の終わりに送り火の煙の道をその精霊馬に乗って帰って行くんです。 私、その風習の意味が分からないんですよ。 だって、せっかく帰ってきてくれたのになんで帰すんですか?ずっといてくれた方がいいでしょ。お盆だけと言わず、ずっとここにいればいいんです。 何かおかしいですか? そう言って不思議そうに首を傾げる彼女の背後には仏
某県某市の公立高校で集団自殺が発生した。 現場は高校裏手の旧体育館。新体育館が校舎隣に新設されたことを受けて旧体育館は来週末にも取り壊しが決まっていた。 第一発見者は取り壊しを請け負っている解体業者3名。その日は取り壊しの段取り確認のため午前9時頃に旧体育館内に入った。 入って早々、体育館内中央に数人倒れているのを見つけた業者3人がすぐさま駆け寄ると、同高校の制服を着た十代の男女6人が焚き火の跡のように丸く黒焦げた床を囲むようにして息絶えていた。3人はすぐに警察と救急
皆さんこんにちわ。吉太郎です。 これまで『カクヨム』様(無料で小説を書ける、読める、伝えられる - カクヨム (kakuyomu.jp)にて小説を投稿していましたが、今日からこちらでも活動させていただきます。 主にホラー小説、不思議小説を書いています。たまにファンタジー系を書きたくなりますが、基本ホラー一筋でやってます。憧れの人は梨さんと奈須きのこさん!まだまだ未熟も良いとこですが、少しでも近づけるように頑張っています。 自己紹介はこの辺で。早速次回より小説を投稿して