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スマートスピーカー初心者が相棒にBOSE Portable Home Speakerを選んでみた。

執筆:2019年11月29日

かがくのちからってすげー。

こんにちは。キトカです。

バッテリー搭載のスマートスピーカー、BOSE Portable Home Speakerが登場!

普段スマートスピーカーどころか音声アシスタントも使わない私が、スマートスピーカーに初挑戦!

まずは開封。

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付属品は本体、取り扱い説明書、USB Type-C to Type-Cの充電コード、USB Type-CのACアダプタです。

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今回私が手にしたのはラックスシルバーです。こちらのカラーは本体上部はキレイなホワイトで、スピーカー部分は上品なシルバーです。
本体はずっしりとした重みがありますが、持ち手のおかげで持ち運びがおっくうにならないです。
持ち手の部分は少し柔らかめの素材でできています。

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USB Type-C to Type-Cの充電コードってあんまり見ないですよね。とはいえUSB Type-Cは上下もないし、ちっちゃくて使いやすい端子なので、今後増えていきそうな予感はします。

もちろん、本体の端子もACアダプタの端子もUSB Type-Cです。

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充電してスイッチオン☆

『ドゥワ〜ン!キラキラキラドゥゥゥウウン!!!』

初期起動音めちゃデカイ。心臓飛び出そうになりました。
とはいえこの一瞬で音質がめちゃめちゃいいのがわかるくらい中音域ははっきりと、高音域はキラキラと、低音はズッシリとしていて、部屋全体にバランス良く響きました。
特に最後のドゥゥゥウウン!はBOSEらしい重厚な低音です。

BOSEのオーディオデバイスはどれも低音のチューニングが特徴的で、私がBOSEを推す一番の理由であります。
ただ、不意打ち大音量のBOSE低音は本当に心臓に悪く、夜間に起動したのはよくなかったです…。

気を取り直して設定だ!

普段は昔使ってたAndroid端末を音楽再生に使っているので、BOSE MUSICアプリを端末にダウンロードして設定を開始!
…したんですが、うまくいきませんでした……。

BOSE MUSICアプリの機種ヘルプによると、音量マイナスボタンと再生/一時停止ボタンを6秒長押しすることで、ランプがオレンジ色に光るペアリングモードに戻るようです。
起動してすぐはこのペアリングモードだったと思ったのですが、気付いたらランプが青色になっちゃってました。
何かボタンを押してしまったのだろうか……。
アプリの指示に従い、Wi-Fiの設定などを行います。

Wi-Fiに接続したら、本体のアップデートが始まりました。
自宅の回線の問題もあるかも知れませんが、結構長い時間がかかったので、本当にこれであってるのかとちょっぴり不安になりました。

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特に残り時間などの表記も無く、黒い線がひたすらくるくる回っていました。

無事アップデートが終わったら、今度は音声アシスタントの設定です。
普段音声アシスタントを一切使わないので、Amazon AlexaかGoogle Assistantかちょっと悩んで、Google Assistantを選択しました。

特に大した理由では無いのですが、アレクサは人の名前みたいで声をかけるのがちょっと恥ずかしいので、オッケーグーグルなGoogle Assistantにしてみました。

音声アシスタントの詳細設定も行いました。
音楽ストリーミングサービスも使っていないため、特に深い理由もなくリストの上の方に出てきたYouTube Musicを選択してみました。(注:後述しますが、YouTubeMusicの再生には対応していませんでした。このときの私はまだ知らない。)

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設定が終わると、スピーカーに名前をつけるように言われました。
手入力もできるんですが、今回はBOSEさんが提案してくれた名前の中から、ひときわパンチの効いた『ディスコボーラー』と名付けることにしました。

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接続に四苦八苦し、アップデートに時間がかかり、アシスタントや名前の選択に悩んで全部で1時間以上かかりましたが、やっとの思いで設定がすべて完了しました。

よろしく、ディスコボーラー!

スマートスピーカーと遊ぼう!

ドキドキしながら声をかけてみました。

「オッケーグーグル、サザンオールスターズかけて」

ディスコボーラー『サザンオールスターズを再生します!』

思っていたよりも反応も早くて、聞き取りもバッチリ。感動しました。

ディスコボーラー『……ディスコボーラーはYouTube Musicに現在対応していません』

ディスコボーラーは、上げてから落とすタイプのツンデレでした。
調べてみたところ、日本で利用可能な音楽サービスはSpotifyやAmazon Music、ポッドキャストやラジオのTUNE INで、Apple MusicやGoogle Play Musicなど、割と主流な音楽サービスに対応していませんでした…。
『現在対応していません』と言っていたので、今後のアップデートに期待できるのがスマートスピーカーの良いところではありますが、現状だと私の場合はディスコボーラーの為に何らかの新しい音楽サービスを始めないといけないようです。

Android端末を握りしめながらオッケーグーグルしてしまったので、スマホも音声アシスタントに反応してしまい、不意打ちでスマホのスピーカーからサザンオールスターズが流れてめちゃんこびっくりしました。
使ってる私が全然スマートじゃなかった…。

さらに四苦八苦してGoogle Assistantの設定をあれこれと変更し、おまかせしてみることにしました。

「オッケーグーグル、音楽かけて」

ディスコボーラー『音楽を再生します!』

今度はディスコボーラーが美しいピアノのクラシック流してくれました。
TUNE INの無料の音楽チャンネルを流してくれています。夜に起動したので、寝る前のヒーリングサウンドとしてGOODなチョイスだと思います。
開封からかれこれ2時間ほど経っていました。時間をかけた分、感動もひとしおです。

BOSEのオーディオデバイスですので、音質の良さはピカイチ。
重厚ながらもふんわり響く低音と、ノビの良い中低音が印象的です。

BOSE MUSICアプリから低音と高音のバランスを変更できるのでちょっと変更してみましたが、高音はそのまま、低音をちょっと強めにするのが私の好みでした。
360°音が響きますが、壁際に置くと反響がいい感じで、部屋の中央に置くよりも更に好みの音質になりました。

色々話しかけてみた。

「オッケーグーグル、音量下げて」

ディスコボーラー『音量を下げます』

オッケーグーグルと声をかけると、反応して音楽が一時停止しました。
その後、お願いもしっかり聞き入れてくれましたが、ほんのすこーし音量が下がっただけでした。

「オッケーグーグル、音量を2上げて」

ディスコボーラー『音量を上げますドゥゥウウウン!!!!!

待って、心臓飛び出る。音量めっちゃ上がった。音量を2どころか、音量鬼上がった。こんなコントみたいなことある???
これでも音量は最大音量の半分にも満たないくらいでした。最大にしたら大変な音量が出そうです。それこそお家がディスコになっちゃいます。

「オッケーグーグル、音楽止めて」

ディスコボーラー『音楽を停止します』

爆音の中でも、私の声にきちんと反応してくれました。賢いです。
ディスコボーラーにはちょっとおちゃめな一面があることもわかりました。音声による音量の操作は慎重に行う必要がありそうです。

Wi-Fiでの音楽再生以外にも、Bluetooth接続したらスマホの音楽が再生できます。
音質が良いので、スマホやタブレットで動画を見る時などのBluetoothスピーカーとしても重宝しそうです。

BOSE Portable Home Speakerはポータブルスピーカーなのかホームスピーカーなのか。

取っ手がついてるので、持ち運ぶことが想定されているのでしょうが、それなりのサイズと重量があるのでお出かけに連れていくにはちょっと不便そうですし、屋外などWi-Fi環境が無い場所で使う場合でも、スマートフォンをBluetoothで接続すれば音声アシスタントも利用可能なようですが、それでは一般的なBluetoothスピーカーとあんまり変わらなくなってしまうので、あくまでホームスピーカーですね。

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屋外に持ち運ぶにはまぁまぁでっかいです。

基本的に一番良く使う場所に設置しておいて、お部屋を移動するときも気軽に連れていけるので便利かなと思います。
これならお部屋ごとにスマートスピーカーを設置しなくても、家じゅうでスマート生活できちゃいますね!

防滴性能があってキッチンなどの水回りで使っても安心ですし、音声アシスタントのおかげて手を止める必要がないので、家事などの作業の邪魔にならないのが評価高いです。
特に水回りの片付けや掃除が嫌いな私としては「気分が上がる曲かけて」ってお願いして、気分を上げながら家事がしたいです。

あちこち持ち運ぶ場合は、別売のクレードルがあるとコードの抜き差しをしなくて良いので更に便利になると思います。

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別売のクレードルにコードを接続した状態。

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ぽんっと置くだけで充電が開始されます。

スマートスピーカーとBOSEの高音質がひとつになった。

私にとってはじめてのスマートスピーカーでBOSEのスピーカーということで、今回は音楽を流すのに注力してみましたが、スマートスピーカーは本当に様々なことができるので、活用方法をいろいろ模索したくなる逸品です。

何年か前にSiriにあれこれお願いしてみた時は『よくわかりません』と『〇〇を検索します』を連発されて全然言うことを聞いてくれなかった記憶があって、音声アシスタントに苦手意識のあった私ですが、今回は驚くほどスムーズにお願いを認識してくれたので、音声アシスタントの進化を感じることができました。
BOSEのマイクの精度が良いのもあると思います。楽しい体験ができました。

今後も更なる進化が期待できるスマートスピーカーを、最高の音質で色んな場所で楽しめるBOSE Portable Home Speaker。
スマートな生活の相棒として、良きパートナーになってくれることでしょう!

以上、キトカでした☆

レビューを書き終え、会社にディスコボーラーを返却しました。
名前を付けて可愛がり、いい意味でも(心臓に)悪い意味でも私に驚きの体験をさせてくれたディスコボーラーとのお別れ……

いつか私がスマートスピーカーを使いこなせるようになったら、お家にお迎えしてみようと思います。


BOSE Portable Home Speaker 音声アシスタント対応 IPX4 防滴 Wi-Fi / Bluetooth ワイヤレス スマートスピーカー

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