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2022年度関東大学2部春季リーグ戦を終えて

明治学院大学初の関東2部、3勝8敗の9位で終了
厳しい状況の中で、最後まで戦えた事に感謝
リーグ戦を通して感じた事を、備忘録要素も含め綴りたい

戦績は下記 
※( )内は昨年秋順位、1位は慶応大
※前提)12位:3部自動降格
    11位:3部1位と入れ替え戦
    10位:3部2位と入れ替え戦
1日目:4月23日 vs.山梨学院大● 1-3(6位)
2日目:4月24日 vs.亜細亜大 ●1-3(3位)
3日目:4月29日 vs.国士館大 ●1-3(2位)
4日目:4月30日 vs.大東文化大 ●0-3(7位)
5日目:5月4日 vs.法政大 ●0-3(5位)
6日目:5月7日 vs.中央学院大 ○3-2(8位)
7日目:5月8日 vs.立教大 ○3-1(9位)
8日目:5月14日 vs.桜美林大 ●1-3(12位)
9日目:5月15日 vs.平成国際大 ●2-3(11位)
10日目:5月21日 vs.立正大 ○3-2(10位)
11日目:6月5日 vs.国際武道大 ●0-3(4位)

全体として、本当に中身の濃い11試合だった
前半の5連敗は、「こうなる」と理解はしていたが、
本当に精神的にキツかった
それは僕だけではなく、特に学生たちは
本当に本当に悩んだと思う
何が悪いのか、どうして良いのか分からない、
上級生に相談された事が印象強く残っています

原因は単純明快
「3部の戦い方をしていた」
これに尽きる

具体的には、
①スパイクを1本で決めようとしすぎていた
 →その結果、打ってはいけない場面で強打し、
  シャットまたはミスを多発し、序盤~中盤で試合終了
②レフトに偏った、スロット、テンポさえも変えないエースバレー
 →3部時代にレフト上げておけば決まるのに、
  わざわざ小細工してミスする事が多々あったため、
  それをシンプル化したための影響

上記①②を加味し、GWの練習でミーティングを実施
現状の事実確認と、明学大の目指すべきバレーを再確認

そこからチームの流れが変わったのが、中央学院大戦
「2部の戦い方」をようやく少しずつ理解し、
体現出来てきたと感じた
続く翌日の立教大戦も同様に良いバレーを展開

このまま良い流れで最後まで走れそうと感じていたが、
現実はそう甘くなかった・・
桜美林大+平成国際大戦を2敗してしまう
技術ではなく完全に気持ちの問題
僕を含め全員が心のどこかで「勝てる」と思い込んでいた
バレーの質も良くなっていたのが一転して逆戻り
それでも学生たちは精一杯頑張った
特にベンチメンバーの頑張りは大きかった
各選手が自分の役割を明確に理解しており、
起用する事の抵抗感(流れが悪い方にいく等)が
なくなったのは敗けなりの大きい収穫であった

この2戦の敗け方を2度としないようにするのが指導者の役割
頑張ろう自分

立正大戦
当時5勝している相手に勝てないだろう
明学大側は皆、心の中ではそう思いながら挑んだ試合
明学大は2勝7敗で入れ替え戦濃厚の状況
それで腹をくくったのか、勝敗は気にせずに良いバレーを
展開すべく全員が全力集中出来たのだと思う
皆、良い顔していた印象がある(敗けの2戦は哀愁が漂っていた)
結果はフルセットデュースで勝ち、ミラクルは起きた
勝敗を気にする事はそれだけで「雑念」となる
それが顕著に出るのが学生バレーだと感じた試合であった

国際武道大戦
当時7勝?しており、相手には勝てないだろう
しかし、明学大としては9位が確定していたため、
本当の意味でプレッシャーもなく、
ただ試合を楽しむという時間であった。
結果はストレート敗けだったが、良いバレーを展開した。

総括
親バカかもしれないが、前半と後半で見違えるように成長した
バレーボールが分かってきて本当に楽しい
高校の時は○○だったけど、今は考え方が全然違う

上記のような言葉を1人だけではなく、
数名から聞けるようになり、本当に嬉しく思う

それだけではなく、
秋リーグの明学大はどんなチームになるか、何をすべきなのか、を自分たちの考えを織り交ぜつつ質問をくれた
もちろん、僕個人の想いはあるのでそれを話したが、
選手たちは既に秋リーグへ向けて、やるべき事を
イメージしているんだな、と感心した

しかし、このポイントはあまり信用していない
そこまで実践できる選手であれば、
明学大は1ランク順位は上にいたはずなので

色々とあったが、明学大のやるべき課題は明確である
それを秋までにどれだけ消化出来るか?により、
順位は上がるだろうし、逆に下がるだろう
以前にも記載したが、「夏の過ごし方大事!」

最後に
この春リーグを通じて明学大は酸いも甘いも経験した
その中に自身が居れた事、全チーム見れた事は
確実に今後の糧となった
気分を害する方もいらっしゃると思うが、
正直2部はドングリ状態である
だからこそ、明学大にも確実にチャンスはある
2部のバレーを理解し、体現出来るようになってきた
今だからこそ意味のある練習も多い
それらを今後は継続的に取り組んでいきたい
秋リーグも「楽しかった!」で終われるように頑張ろう

おしまい




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