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2部昇格によせて

2021.12.12(日)関東3部リーグ順位決定戦
vs.山梨大学 セットカウント3-0で2部昇格が決定した。
長年の目標を達成し、ひと段落したため、今の気持ちを綴る。

今回の3部リーグは10/24から開幕し、およそ2か月弱、
コロナ感染リスクの中での練習、試合、ケガ人が出たら終わり
というプレッシャーの中で本当に頑張ったと思う。
内容は全てが良いわけではないが、それでもセットの中で立て直し、
結果的に失セット0で終えれた事は価値があると僕は思う。

勝因は「上級生の成長」にある。
上級生と言っても、現状の明学大に4年生は不在。
3年生4名が最上級生となり、指揮を執っている。
その3年生が昨年から1年間で驚くほど成長した。
メンバーそれぞれの考え方が「子供→大人」へと変わり、
それが見事にチームの力になり、そしてプレーに反映されている。

今度は2部に向けて、新入生も交えて、新しい明学大として、
また新たなチームを、歴史を創っていこう。

僕が明学大を指導してから6年が経ち、今は7年目。
今回、目標を達成したことでひと段落したため、
今までの明学大の軌跡を振り返ろうと思う。

~6年間の軌跡~
 2015.春季:4部
 2015.秋季:4部
 2016.春季:4部(5部降格)
 2016.秋季:5部(4部昇格)
 2017.春期:4部3位
 2017.秋季:4部1位(3部昇格)
 2018.春季:3部9位
 2018.秋季:3部9位
 2019.春季:3部4~5位?
 2019.秋季:3部3位
 2020.春季:中止(コロナ)
 2020.秋季:中止( 〃 )
 2021.春季:中止( 〃 )
 2021.秋季:3部1位(2部昇格)

右肩上がりで順位を上げていると見えるが、実際はそんな事ない。
バレー推薦がないため、メンバーがとにかく集まらない時代が長く続いた。
今はおかげさまで選手17名、マネージャー8名と大人数になったが、
6人ギリギリの時代もあった。
練習ゲームでセッター不在で僕がトスを上げた時もあった。
5部に降格した時の絶望は今でも覚えている。
それでも下を向かずに頑張った当時の選手たちには本当に感謝。
そうやって明学大の歴史が1つずつ、少しずつ築き上げられてきた。

僕が指導する中で試行錯誤してきた結果、理解した事がある。
 ① 「スキルを教える」事が重要ではない
 ② 「人間」が変われば、自ずとスキルは変わる
 ③ チームの継続的な強さは「環境」である
 ④ 歴史や伝統は集まる選手の「質」を上げる
 ⑤ トレーニングは「人間を変える力」がある

2022.春季リーグから2部になるが、本当に楽しみだ。
組合せ的には最下位の明学大は、上位からの戦いになる。
きっとボコボコにされ、洗礼を浴びるだろう。
1setも取れない試合もあるだろう。
それでも僕は、まずは2部で試合出来る事を幸せに感じ、
高望みせず、身の丈に合ったチームを目指し、
1つずつ積み上げていこうと思う。

次なる目標は、
・全日本インカレ出場枠獲得!:2部上位?
・絶対に3部降格しない!


年明けから本格的に再始動。
既に練習ゲームのスケジュールも幾つか決まりつつある。
2部での戦い方、チームの方向性等をしっかり提示し、
新たな歴史を刻めるように頑張ります!


最後に、
引き続きTwitterも頑張りますので、よろしくお願いいたします。
また、今後は間接的なチーム指導も考えております。
 ・映像からチームや選手の問題点や方向性をサポート
 ・出張指導
などなど
さすがにボランティアとはいきませんが、
それでも相応の価値は100%提供出来ると思ってます。
もし必要としてくださる方がいらっしゃれば、
TwitterへDMをお願いします。

おしまい

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